【みんなみの里】憧れの暮しとは? | MUJI BOOKS「里山良本」

【みんなみの里】暮しの愉しみ

MUJI BOOKS

2020/01/31

 「寺内貫太郎一家」などの名作ドラマを生んだ脚本家で、直木賞作家の向田邦子さんは、暮しそのものが素敵で、ライフスタイル自体がお手本になる人のハシリだと思います。今でも色褪せない暮しぶりに憧れる方も多いのではないでしょうか?

 向田さんは”できるキャリアウーマン”かと思いきや、とてもチャーミングで感性豊かな料理好きの女性です。その腕前はかなりのもので、東京・赤坂に、おいしくて安くて、女性ひとりでも気軽に入れる和食店「ままや」をオープンしてしまうほど。

 この本は向田さんのライフスタイル本で、料理の他にも器、美術品、住まい、猫、おしゃれ、行きつけのお店、本、旅、子ども時代についても書かれています。添えられている多くの秘蔵写真も興味深いです。
【みんなみの里】暮しの愉しみ
                   
 向田さんはキャリア絶頂期の1981年、台湾旅行中の飛行機事故で51歳という若さで急逝されました。事故のあとに発見された家族への手紙の中に「....どこで命を終るのも運です。いつまで生きられるかも運です。体を無理したり、仕事を休んだりして、骨を拾いにくることはありません。仲よく暮してください。お母さんを大切にして。私の分も長生きすること。.....」とありました。生きている今をありったけ慈み、そして愉しもうというメッセージに聞こえます。

 1929年生まれの向田さんがもしご健在なら、今年で91歳です。向田さんのライフスタイルはこの数字が信じられないくらい”今”に生きている人に思えます。素敵な暮しとは読み継がれる文学作品のように時代が変わっても魅力的なものです。向田さんのようになんでも「愉しむ」姿勢に答えがあるのかもしれません。


 著書名 : 向田邦子 暮しの愉しみ
 著者 : 向田邦子 向田和子
 出版社 : 株式会社新潮社

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