みなさんこんにちは。無印良品 みんなみの里 BOOKS担当です。
山の小道を歩いていると春風に吹かれた桜の花びらがヒラヒラと揺らめきながら落ちてきて、ふと足下をみると薄紅色のカーペットを歩いているようでした。これもひとつの花見だなと、しばし桜木の粋な演出を眺めていました。
里山のあるみんなみの里は春本番です。新生活に必要なちょっとしたアイテムや採れたの春野菜、田園風景をそのままお皿に盛りつけたようなサラダなど春のお楽しみがいっぱいです。
うららかな陽射しを浴びながらみんなみの里までちょっとお出かけしてみませんか。
さて、本日紹介するのは、食の隠れた本質をフランスと日本の哲学から独創的にとらえて、まるで調理したかのように仕上げた濃厚仕立てのエッセイです。
帯にある「われわれはなにかを殺して食べている」を見るとちょっと構えてしまいますが、さまざまな例をあげてわかりやすい言葉と文章で論をすすめているやさしい良本です。 決めつけや押しつけるところもなく、相反するものを平等に扱う著者のスタンスも読みやすさに繋がっているのでは。毒、カニバリズム、拒食に関しては、深く考えたことがなかったのでとても新鮮に読めました。
哲学に関する本はたくさん出版されていますが、その多くが人生の意義や死生観、魂の存在といった話題が多く、人生や仕事に役立てることを目的にしたものが多いです。本書「食べることの哲学」は、「哲学とは実用性を語らない」というこれまでの私の定説を覆してくれました。
食は人間が生きるために必要不可欠な営みであり、現代は完全食の登場や菜食主義、断食や拒食など食における話題は山ほどあります。そういった時代に食について今一度、掘り下げて考えることができる良本です。
書籍名 : 食べることの哲学
著者 : 檜垣 立哉
発行 : 世界思想社
定価 : 1700円+税
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