陽が長くなったここ里山では朝晩の厳しい寒さから解放され、外では春を告げるうぐいすの鳴き声が聞こえ始め、野にはふきのとうが遠慮がちに顔を出しています。小さな芽吹きの中に命の尊さを見つけ、春の日差しの暖かさで森羅万象の始まりを予感します。
農産売り場はただいま春の香りがいっぱいの新緑色です。
お目当ての採れたて野菜を探しに散歩がてら里のMUJIまでおでかけはいかがでしょうか。
さて、本日ご紹介するのは、料理家の辰巳芳子さんが食の生命観について「生物と無生物のあいだ」の福岡伸一氏ほか科学者、医者、看護師の方と語る対談集です。
食物とは自分の身体を物理的に精神的につくるもので、これが自明と思えるだけの家庭環境にあったかを問うています。そしてその前段階にある「食こそ命」ということを理解しないといけないと。
食育という言葉がありますが、辰巳さんが目指しているのはもっと根源的な人として大切なものであって、それを伝えることが自分の使命だと感じていることがひしひしと伝わってきます。
四季を楽しみ、旬の味を知る。味覚とはその人が今まで食べてきた積み重ねの記憶のこと。愛する人のために、いのちの味とは何かを気づいて伝えていってほしいというメッセージが聞こえてくるようです。
辰巳芳子さんの生命に対する深い祈りを垣間見ることができる一冊です。
書籍名 : 食といのち
著者 : 辰巳 芳子
発行 : 文藝春秋
定価 : 520円+税
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