こんにちは。みんなみの里BOOKS担当です。鴨川の海にもサバやイナダなど回遊魚がちらほら周ってくる季節になりました。そんな青魚たちはイワシが大好物。イワシが接岸すると、それを追いかけて大きな魚もやってくるのです。”青もの狙いはイワシ次第”よく釣り人のあいだで聞く話です。さて、今回は、大群で生きるそんなイワシの科学絵本の紹介です。
説得力のあるリアルな絵と嘘や誇張のないまっすぐなストーリーでイワシの一生をとおして、自然界の食物連鎖と"群れで生きるという"生存戦略が学べます。絵が大きいので、読み聞かせにもおすすめです。
まるで運命の中を回遊しているようなイワシたち。プランクトンをたくさん食べて、これから冒険だと思ったら、いきなり食われる。。生き延びた一握りのイワシが子をなし、たくましく育ってまた群をつくり、そして命を繋いでいく。
このように小さな生き物の命の壮大で感動的なドラマが、絵本ならではのわかりやすさの中に描かれています。
「むれでいきるイワシはこうしてこれからもいきつづけるのです」で終わります。命をいただくありがたさと生き続けることのたいせつさ。わたしたちはこの連鎖が途切れないように一人ひとりが責任ある行動をとっていかなければいけませんね。
著書名:イワシ むれでいきるさかな
著者:大片 忠明
発行所 : 福音館書店
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