キュウリやハグラウリなど夏野菜に多いウリ科の植物には水分が多く含まれていますが、今回ご紹介するのは95%以上が水分という「とうがん」です。
7月から9月に収穫する夏野菜なのに、漢字では「冬瓜」と書く「とうがん」。風通しがよい冷暗所など条件が良ければ冬まで保存できることが由来のようです。
「とうがん」にはいろいろな品種があり、筒状の「長とうがん」は重さ5㎏から10㎏くらい、長さ20cmから30cmほどと、大きさもさまざまです。
お店には38cmほどのビッグサイズのものも顔を出していました。
近年は小さいサイスの「姫とうがん」も出てきて、使い切りサイズとして重宝されています。
緑色の皮の下に白くてやわらかい果肉が含まれています。水分の多い果肉を守るために皮がかたくなっているのでしょう。
かたい皮に注意しながらカットし、皮を剥くとあらわれる白い果肉はサクッと切ることができますが、加熱するとトロトロになります。
淡白な風味の果肉なので、煮ものやスープなど調理次第でさまざまな味に染まります。
いろいろと試してみたいものですね。
汗などといっしょにからだの外に流れ出てしまうカリウムやビタミンCも含んでいる「とうがん」。夏バテ防止に良いとされているので、厳しい今年の夏におすすめの野菜です。
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