寒中に入って間もないですが、さまざまな春の花が顔をそろえていて、お店の中が華やかになってきました。
なかでも日本一の生産量を誇る、早春の房総の花「キンセンカ」が足元を明るく照らしてくれています。外では冷たい風が吹く中、鮮やかな黄色とオレンジ色の花に温もりを感じます。
地中海沿岸や南ヨーロッパが原産といわれるキンセンカは、古代ギリシャの時代から存在していたようです。その後世界中に広まり、室町時代にはすでに日本に入っていたようです。
ヨーロッパでは昔から薬用として利用されており、なかでも皮膚の炎症緩和に効果があるとされています。
また、食用としても使われ、サラダに添えたりスープに浮かせたりして、お料理を彩っています。乾燥させた花びらをパンやクッキーに混ぜて焼いたりもするそうですが、近年は日本でも食用として利用されていますね。
漢字では「金盞花」と表すキンセンカ。鮮やかな黄金色の花の形が盃に似ていることから「金色の盃(盞)の花」とつけられたそうです。
英名では「ポットマリーゴールド」と呼ぶそうですが、ポットは食用という意味があり、欧米では観賞用としてではなく、ハーブとして使われることが多いようです。
花言葉は「誠実」「乙女の姿」「初恋」「変わらぬ愛」です。
決して派手ではない花ですが、早春を告げる鮮やかな彩りが魅力のキンセンカを、玄関やお部屋に飾ってみてはいかがでしょうか。
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