【みんなみの里】いろいろな場面で活躍する「ヘチマたわし」はいかがですか

キービジュアル画像:いろいろな場面で活躍する「ヘチマたわし」はいかがですか

お知らせ

2019/10/23

 秋風が吹くころになってお店に「ヘチマたわし」が顔を出しました。
 ヘチマはウリ科のつる性植物で、子供の頃に研究栽培した方も多いのではないでしょうか。
 長さ20cmほどの果実ならば食べることもできます。沖縄では「ナーベラー」と呼ばれ、味噌煮や炒め物によく使うそうです。それ以上のものは食べることができません。
 そのように大きく成長したヘチマを、昔の人々はたわしにして暮らしの中で活用してきました。
 いくつかある作り方のうち、簡単な方法をご紹介します。
 
 
 《形を残す方法》
 ① 枯れるまで待ち、手で持ってみて軽くなってから収穫する。ズシリと重さを感じる場合は水分が多い状態なのでさらに数日間そのまま放置する。
 ② 全体が浸るくらいの大きさの容器にたっぷりの水と①を入れ、落し蓋をして浮いてこないようにし、そのまま数週間浸けておく。臭いが気になったら水を換える。
 ③ やがて全体にやわらかくなってきたら、水から取り出して種や実をしっかりと除く。
 ④ きれいに洗ってから天日干しさせ、完全に乾燥したら出来上がり。


 《カットしてから作る方法》
 ① 枯れるまで待ち、手で持ってみて軽くなってから収穫する。ズシリと重さを感じる場合は水分が多い状態なのでさらに数日間そのまま放置する。
 ② 鍋を用意してたっぷりのお湯を沸かし、その間に鍋の大きさに合わせてヘチマをカット。用途に合わせた大きさでカットするとよい。
 ③ 熱湯に②を入れて落し蓋をし、途中で裏返しながら30分ほど茹でる。
 ④ 茹であがったら水に浸けて冷やし、粗熱が取れたら皮をむき、種を取り出す。やわらかくなっているので簡単に皮がむける。
 ⑤ きれいに洗ってから天日干しさせ、完全に乾燥したら出来上がり。
 ※ 大きな鍋があれば、この方法でも形を残しつつたわしを作ることができます。

 ヘチマたわしはいろいろな用途に使えますが、おすすめなのはキッチンの汚れを落とす時です。食器はもちろん、鍋のこびりついた汚れもしっかりと落とすことができます。また、お風呂場の汚れ落としにも使えるので、ぜひお試しください。
 なお、水分を含むと多少やわらかくなりますが、繊維がしっかりしているので、からだ洗いに使う際、肌が弱い方はご注意ください。


********************************************************************************


 いつもみんなみの里のブログをご覧いただきましてありがとうございます。
 みんなみの里をフォローしていただくと、入荷情報やイベント情報のほか、鴨川の情報など地域のことも、皆さんの携帯などに一足早く配信されます。
 記事の右上にあるフォローボタンを押していただき、グレーがエンジ色になればフォローは完了です。
 まだフォローをされていない方は、ぜひ、みんなみの里のフォローをよろしくお願いします。

里のMUJI みんなみの里