新物のゆかりと小梅の梅干しがお店に顔を出しています。
赤ジソと塩だけでつくった昔ながらの梅干しと、その赤ジソを天日干ししたゆかりです。
なぜ「ゆかり」というのでしょうか。
古今和歌集の中に「紫の ひともとゆゑに 武蔵野の 草はみながら あわれとぞ見る ~詠み人知らず~」という短歌があります。これは「紫草が一輪咲いている縁(ゆかり)だけで 武蔵野の草花をみんな愛おしく身近に感じてしまう」という意味です。
とある会社がつくっていたふりかけの原材料が赤ジソ(紫色)だったことと、ご縁を大切にしたいということから「ゆかり」と名づけたそうです。
昔から長狭平野の各農家でも、梅干しをつくるときの原材料である赤ジソを天日干して十分に乾燥させ、粉末して保存します。
梅の実り具合、赤ジソの生育具合、そもそもお天気の状況など、梅干しつくりにはすべてのタイミングが合わなければ良いものはできません。
梅干しつくりから誕生したゆかりは、とても美味しい副産物であり、昔から続いている伝統的な食品ではないでしょうか。
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