今日は、12月恒例のイベント「しめ飾り作り体験」の日でした。
古代から稲作文化の日本では、昔より稲刈りの終わったあとに残ったワラをよく乾かしては保存し、いろいろな生活の場面でそのワラを利用してきました。
しめ縄などは代表的なもので、地元の寺社のしめ縄は地区の皆が集まって作って飾り付け、また、各家庭でも玄関先にしめ縄を飾る文化が現代まで残る、日本の大切な文化です。
ただ、以前は各家庭で作られていたものが、だんだんとすたれてきて、今では一から手作りのものを買い求めるのは難しくなっています。
その一方で、このイベントに参加される方は老若男女さまざまで、多くの方がお飾り体験に興味を持っていることに驚くとともに、少しでもこの文化を残していけるよう一役を買えればと思います。
みんなみの里では、以前より鴨川をはじめとする南房総地域の講師の方々に直接教えていただき、自分でしめ縄を作り上げる体験を開催してきました。
今日の参加者の皆さんも、悪戦苦闘はしながらも、講師の優しい手ほどきを受け、立派なしめ縄を完成させていました。
その顔は、とても晴れ晴れとしていて、素敵なものでした。
今年の暮れには、今日作ったしめ縄を飾って一年をしめくくり、来年のお正月を迎えるなんて、とても素敵ですね。
中には「家に戻って、もう一度自分で作ってみます。」と、意気込んだ参加者もいらっしゃいましたよ。
このイベントは今日一日だけのものですが、機会があったら皆さんもぜひ作ってみてください。
きっと素敵なお正月を迎えられますよ。
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