“五月六月実がなれば、枝からふるひおとされて、きんじょの町へ持ち出され、何升何合はかり売り……。”
明治時代から現代まで歌い継がれている『うめぼしのうた』を知っていますか?
歌詞にもあるように、梅はまさに“五月六月”の今の時期、収穫を迎えます。
青果売場では、『小梅』に『古城梅(こじろうめ)』、『ミスなでしこ』や『南高梅』と、さまざまな種類の梅を取り揃えております。
「すべて和歌山県から取り寄せてます!
梅にもそれぞれ特徴があって、『小梅』は梅干用に。
『古城梅』と『南高梅』は梅酒・梅シロップ用。
そして『ミスなでしこ』は、『南高梅』と『パープルクィーン』の交配種! 果皮が梅紫色になる梅です。梅酒にすると、きれいな色が出ますよ」
そう教えてくれたのは、青果売場担当の“カジやん”こと梶山さん。
ちなみに『ミスなでしこ』は、和歌山県の三栖(みす)地区で生まれたから、この名前なのだとか。
梅は熱中症予防や天然の滋養強壮食品として、昔から日本人に親しまれてきました。
“うんどう会にもついて行く”“なくてはならぬこのわたし”。
『うめぼしのうた』のなかでも、梅干しは心強い存在として描かれていますね。
梅売場のそばには、赤しそや氷砂糖、果実酒用ビンなど、おうちで気軽に梅酒やシロップ・梅干しづくりが楽しめるように展開しています。
ぜひ、夏の準備をはじめましょう!
また6月上旬には、ベトナム料理研究所のトミザワユキさまをお招きして、手づくり梅シロップのワークショップイベントを開催する予定です。お知らせをご期待くださいね。
無印良品 イオンモール堺北花田