「ほら、『とびうお』! 今日のおすすめです」
と、境港から届いた『とびうお』のヒレを広げてみせてくれたのは、鮮魚売場担当の“ニンニン”さんこと服部さんです。
「塩焼きにすると、おいしい魚なんですよ。塩振らんとそのまま焼いて、ぽん酢か醤油であっさり食べてもいいですね」
とびうおは春先から夏場にかけての今の時期がちょうど旬で、おいしく食べられる魚。
生活習慣病の予防になるビタミンEや、二日酔いを予防するナイアシンも多く含まれた、からだにうれしい食材。お酒のおつまみにもぴったりです。
身は半透明でぷりっと締まっていて、焼き魚に向いているのだそう。
今日届いたものは数あるとびうおの種類の中でも大ぶりで、目がぎょろっと大きく特徴的です。境港のあたりでは、『おおめ』と呼ばれているのだとか。
海を見ていると、水面からぴょんと飛び跳ねて、空中を泳ぐとびうおの姿を見たことがある人も多いはず。
しっぽのヒレと大きな羽をうまく使い、海面上約2mで、100mから600mもの距離を飛ぶといわれています。
味を知れば、海でとびうおが飛んでいるのを見ても、また違った楽しみ方ができるかもしれません。
栄養たっぷりで身もおいしい旬のうちに、ぜひ一度食べてみてくださいね。
無印良品 イオンモール堺北花田