今日25日(水)、鮮魚売場にて、「今日はいいのが入ったんですよ!」と元気良く迎えてくれたのは、鮮魚売場担当の“ニンニン”こと服部さんです。
ニンニンさんがきれいに盛り付けてくれたおすすめ品は、愛媛産『けんけんかつおのたたき』。
かつおとは思えないくらい脂が乗っているのが分かりますが、『けんけんかつお』とはいったいどんなかつおなのでしょうか。魚について物知りな、ニンニンさんに聞きました。
「いわゆる“けんけん漁”という漁法で獲れたかつおのことで、疑似餌が揺れるのにつられて、かつおが水面でけんけん跳ねるから『けんけんかつお』と呼ばれてるんです」
“けんけん漁”は、巻網や一本釣りなどの他の漁法に比べて、ぎゅうぎゅう詰めにされたり船の床に叩きつけられたりしないので、かつおにかかるストレスが格段に少ないのだそうです。
さらに、水揚げされたかつおを一本ずつ生きたまま締める“活締め”をすると、魚は身に全くストレスを感じないまま昇天するので、非常に良い身質が保たれるのだとか。
「今の時期のかつおは“初鰹”、脂は少なくあっさりしてるんですが、今日の『けんけんかつお』はよく脂が乗ってて、トロにも匹敵しますよ!」
食べてみると、かつおの風味が口いっぱいに広がって、身は程よく入った脂がとろける食感。生臭さがまったくないので、かつおが苦手な人でも感動するおいしさです。
かつおは栄養たっぷりで、元気が出る食材。今日の夕飯の一品に、ぜひ『けんけんかつおのたたき』を食べてみてください!
無印良品 イオンモール堺北花田