毎日の暮らしにかかせない家具。どこに置こうか、部屋の雰囲気はこうしたいな。と家具を選ぶときはつい心がわくわくしますね。
だけど、本当に大切なのは、何を買うかよりも自分らしく永く使うにはどうするかを考えること。暮らしはずっと続くものだからこそ、ちょっとした工夫も必要です。
まるで服を着こなすように、さりげなく、気取らずに。自分にあったものを上手につかって、暮らせたら……。
こちらのおたよりでは、毎日の暮らしをより心地よく”住みこなす“コツをお届けします。
前回のおたより”好きを手放さない暮らし”では、たくさんの本やアートに囲まれたOさんのお部屋がすっきり整って見える、住みこなしのコツをご紹介しました。
今回はその続編。こちらもついつい集めてしまいがちな食器のお話です。
キッチンの片隅にある4つのスタッキングチェスト。こちらがOさんの食器棚です。
食器棚というとユニットシェルフやカップボードなど、大きな棚を思い浮かべますが、小さなお部屋だからこそ、収納も狭さを感じにくいコンパクトなものを選んでいるのだとか。
あえて重ねすぎないようにすることが、食器を選びやすいようにするコツなんだそうです。
一見、あまり入らないように見えますが、机の上に並べるとこんなにたくさんの食器が。二人暮らしなら十分な数ですね。
今回はOさんの同僚である、Yさんの食器棚も見せてもらいました。
Yさんは、旦那さんと今年小学生になったばかりの息子さんとの3人暮らし。ママさんならではの目線で、日々収納や家具の相談に乗っています。
「かたちも色も手ざわりもいろいろあって、そのひとつひとつに愛着があります。今日はどれを使おうかなって選ぶのも楽しいですよね」と話すYさんのおうちには、様々な種類の食器がたくさん並んでいました。
Yさんの食器棚は、昔に無印良品で買ったというカップボード。今ではお部屋に無くてはならない家具なんだそうです。
あれだけたくさんの食器をスッキリ収納できるのは、こちらのアイテムがポイント。
『アクリル仕切り棚・小』 税込890円
『アクリル仕切り棚・大』 税込1,090円
こちらを使うことで収納スペースが倍になり、収納できる量はもちろん、あまり重ねずに済むので取り出しやすくなっています。
また、定位置を決めるというのもコツのひとつ。
透明な仕切り棚はどこに何があるかも分かりやすいので、時々息子さんが食器選びのお手伝いをしてくれるのだそうですよ。
収納棚そのものの高さを変えて、選びやすい食器棚をつくっているOさんと、小物を使うことで大きい棚をより使いやすくしているYさん。
今回は、二つのおうちの食器棚をご紹介しました。それぞれスタイルは違っても、どちらもすっきり整理されていて見やすく、器選びが楽しくなる収納でしたね。
次回のおたよりもぜひお楽しみに。
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