こんにちは、MUJIBOOKS担当です。みなさん、つながる絵本は知っていますか?大切に読んできた絵本を次のこどもたちが同じように大切に読む“つながり”を育てていきたいという想いから、当店では「つながる絵本」という取り組みを行っています。
つながる絵本
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昨年はのべ180人のみなさんにご利用いただき、約950冊もの多くの絵本を寄贈いただきました。3冊の寄贈につき2冊お持ち帰りいただけますから、年始と年末ではつながる絵本の棚の本もすっかり入れ替わったような気がします。お気に入りの絵本を見つけ、それを胸に抱え嬉しそうに帰っていくお子さんの姿を見るのは何よりの嬉しさです。
地域のこどもたちにも絵本を活用していただくため、ご利用いただいたみなさんの想いと一緒に、こども食堂「マリリンの家」に昨夏に100冊、今年1月に150冊の寄贈を行いました。
先日の「つながる絵本」寄贈レポートを今日はVol.2としてお届けします。
当店より車で10分ほどの場所に「
こども食堂マリリンの家」はあります。訪れるやいなや「こんにちは」と声をかけられました。あっ、メイちゃんです。夏にもお会いしたメイちゃんに今日も会うことができました。私たちの持ってきた絵本を見て「この絵本、知ってるよ」とさっそく手にとってくれています。
棚を見ると「無印の本です!」と張り紙があります。ぜひ読んでねとコメントまで。しっかりとつながりを目にすることができ、ご利用いただいたみなさんの想いもちゃんとお届けできたように思います。
さて、お隣の食堂ではお昼ごはんの準備が進められいるので、ちょっとのぞいてみます。今日のメインは筑前煮のようです。煮物のやさしいだしの香り。筑前煮は家庭料理の定番です。手づくりならではのあたたかさ、ここに来ればみんなで感じながら食べられますね。
白いごはんのゆげ。炊きたて特有のお米のほんのり甘い香りって、なんでこんなに幸福感を感じるのでしょうね。おにぎりが次々とできあがっていきます。シンプルな塩むすびが一番いい。
「たべのこし0」の張り紙です。残さずに食べることってとても大切なことですよね。つくってくれた人や食材そのものへの感謝の気持ちが込められています。
こども食堂は、みんながつながりを求めて集う場所でもあります。こちらの「マリリンの家」では東北訪問などさまざま活動をつうじて、さらなるつながりを広げているようです。いろいろな活動がこどもたちの自主的な好奇心や探求心の芽生えとなっていて「震災について勉強している」「ここで卵料理をつくったのをきっかけに家でも自分用のフライパンを買った」というお話も聞けました。
私たちのやっていることは、一つひとつは小さなことかもしれません。でも、行動を起こさなければ何にもつながりません。こどもたちの未来のために、何か少しでも糧となるような活動を。地域のみなさんの暮らしに何かお役に立てるような活動を。そんな想いで私たちはこれからも活動していきたいと思っております。
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無印良品 イオンモール堺北花田 2022.1.26