こんにちは、南大阪カレー研究会です。明日1月20日は二十四節気「大寒」。一年でいちばん寒さが厳しくなる時期です。今日は、お料理上手の研究会メンバーのKさんが、あたたまる本を紹介してくれました。
『心も体もととのう 漢方の暮らし365日』
出版社:自由国民社
著者:川手 鮎子
漢方というと何だか少しむずかしそうに思いませんか。でも、この本は“ちょい足し漢方”を中心に、日本の四季をとおして食べ物や心地良い過ごし方、身体の整え方をやさしく教えてくれます。色とりどりのやさしいイラストとともに、一日1ページ、365日の暮らしの中にゆるりと取り入れやすいヒントがたくさん紹介されています。
1月25日のページは、なんとカレーのページです。カレーにはたくさんのスパイスが入っていますよね。コリアンダー、クローブ、フェンネル、ターメリック、ジンジャー……。クローブは丁子、ターメリックはウコン、ジンジャーは生姜と呼ばれる生薬でもあります。カレーは定番の家庭料理でもありますが、実は立派な薬膳料理なんです。そう知ると、薬膳料理も決して特別ではなく、とても身近に感じますよね。さすがはカレー、The国民食。
私たちもスパイスカレーをつくったときに「こんなにたくさんのスパイスをつかってカレーってできているんだな」と驚きました。生姜やにんにくもたっぷり。食べた後は、身体の芯からあたたまりましたよ。
家でカレールーをつかったカレーをつくるときも「下ごしらえで生姜やにんにくをつかって具材を炒めるのもおすすめ」と、本でも紹介されていますので、私もさっそく試してみました。秋から冬が旬のごぼうとれんこんもたっぷり入れた根菜のカレーライスをつくりました。カレーは、身体をあたためてくれるだけでなく、なんだか気分もほっと整えてくれるようです。カレーを食べると元気になるゆえんがまた一つ分かったような気がします。みなさんもカレーを食べて、まいにちをご自愛くださいね。
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無印良品 イオンモール堺北花田 2022.1.19