こんにちは、MUJIBOOKS担当です。みなさん、つながる絵本は知っていますか?大切に読んできた絵本を次のこどもたちが同じように大切に読む“つながり”を育てていきたいという想いから、当店では「つながる絵本」という取り組みを行っています。
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たくさんのみなさんにご利用いただき、今年だけでも約500冊のつながる絵本が集まって、つながる絵本の本棚も絵本でいっぱいになりました。集まった本を、地域のこどもたちに活用していただくため、今度は私たちがみなさんの想いと一緒に、本を寄贈しましたので、今日はそのレポートをお届けします。
7月10日土曜日、堺市北区南花田にある「
こども食堂マリリンの家」にやって来ました。こちらは大人もこどもも集うことのできるほっこりした空間で、こどもたちは自分の得意なこと、好きなことを活かせるよう、いろんな委員や部署で役割を担っているのだとか。
この日、図書委員さんが迎えてくれました。さっそく、100冊のつながる絵本を図書委員さんへ渡します。委員長のマイちゃん(5年生)、リアちゃん(4年生)は姉妹で図書委員さんです。
「私は図書委員とちがうんやけど」と言いながらも、メイちゃん(5年生)もせっせとパネルファニチャーの本棚に本を補充してくれます。
みんな本が好きなんですね。もう本に夢中。嬉しいです。私も小さいときはこんな感じだったかもしれないな、なんて懐かしくなりました。
食堂からはおいしそうなにおいがしますよ。ちょっとのぞいてみましょう。つくっているのは、元うどん屋さんや元そうざい屋さんなんだそうです。手づくりのやさしい家庭料理がつぎつぎとできあがっていました。
きっとメインはアジフライですね。
白いおにぎりにきんぴらごぼうもおいしそう。この日もたくさんのこども達が集い、みんなで一緒に食べたそうです。
配達用に80食のお弁当も準備していました。
「こども食堂」では、震災の復興を願い感謝や応援の気持ちをこめて折鶴をつくったり、学校の宿題もここでできるそう。おとなたちにポイントを教えてもらいながら、自由に勉強ができる場所があるのは安心ですね。 こどもを中心に、高齢者や子育て中のおとなもみんなが一緒に活動できる場所、それが「こども食堂」なんだなと知ることができました。
普段は目には見えないつながりですが、「つながる絵本」の取り組みを通じて、見えないはずのつながりの輪が目に見えたような気がしました。その輪のなんとあたたかいことか。私たちは支えあって生きている。みなさんとつながった輪を、これからも大切に大きく広げたい。こども食堂に集うみなさんのやさしい笑顔を見てそう感じました。
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無印良品 イオンモール堺北花田