こんにちは、MUJIBOOKS担当です。
皆さんは大阪弁の絵本を読んだことがありますか?
大阪らしいにぎやかなものからホッと癒されるものまで、大阪弁の魅力がたっぷり詰まった絵本をご紹介します。
まずご紹介するのは藤井寺市出身の絵本作家、長谷川義史さんの絵本。
『大阪うまいもんのうた』 1300円(消費税別)
作・長谷川義史 (偕成出版社)
たこ焼きやお好み焼きに豚まん、イカ焼き、夫婦善哉まで。大阪のうまいもんとともに大阪の街の賑やかな様子が描かれているこの絵本は、お子さまと歌いながら楽しく読めるのはもちろんのこと、細かなところにまで書かれている大阪弁に思わずクスッと笑ってしまう一冊です。
『たこやきのたこさぶろう』 1300円(消費税別)
作・長谷川義史(小学館)
「いかせておくんなせー!」家族や仲間が止めるのも聞かず、どこかへ行こうとする”たこやきのたこさぶろう”。どうしてなのでしょう?
たこやきの家族やマヨネーズにプロパンガス、愛らしいキャラクターたちがたくさん登場する絵本です。私の好きなのキャラクターは”ちょうろうのたこざえもん”さん。ぜひ探してみてくださいね。
こちらの絵本も大阪うまいもんのうたも最後に歌詞が載っていますのでお子さまと歌ってみてくださいね。
続いてご紹介するのはこちら。
『ぼちぼちいこか』 1200円(消費税別)
作・マイク=セイラ― 絵・ロバート=グロスマン 訳・いまえよしとも (偕成社)
消防士や宇宙飛行士、色んな仕事に挑戦するも失敗続きのかばさんですが、落ち込むことなく何度も新しいことに挑戦します。そして最後には……。
おっとりしたかばさんとほんわかする関西弁に癒される、大人の方にも読んでほしい一冊です。うまくいかないことがあったり、落ち込んだ時にかばさんの「ぼちぼちいこか」という言葉に励まされます。
最後は大阪出身の岡田よしたかさんが描く食べものの絵本2冊をご紹介します。
『うどんのうーやん』 980円(消費税別)
作・岡田よしたか(ブロンズ新社)
大忙しで人手不足のうどん屋さんに頼まれ、自分で出前に行くことになった”うどんのうーやん”。ところが、行く先々で思わぬトラブルに見舞われます。果たしてうーやんは無事に出前を届けられたのでしょうか。
『ちくわのわーさん』 980円(消費税別)
作・岡田よしたか(ブロンズ新社)
自分とよく似た姿のドーナツやこいのぼり、のり巻きに出会った”ちくわのわーさん”。
「ええなあ、すてきやなあ」と、わーさんも真似をしてみるのですが……。最後のオチにも注目の絵本です。
次々に出てくる個性豊かな食べものたちに、まさかの展開に思わずなんでやねん!とツッコミを入れたくなります。こてこての大阪弁で描かれたにぎやかな絵本は、プレゼントにもおすすめです。
今回ご紹介した絵本の他にも大阪弁の絵本がたくさん。
こちらは刺繍工房近くの絵本コーナーにあります。
ぜひお手にとって読んでみてくださいね。
無印良品イオンモール堺北花田 2021.01.20