【堺北花田】わが家の恥ずかしい料理|MUJIBOOKS

【堺北花田】わが家の恥ずかしい料理|MUJIBOOKS

MUJI BOOKS

2021/01/13

 こんにちは、BOOKS担当の光藤です。今日は新しく発売された「恥ずかしい料理」という本を紹介します。
 きっとどの家庭にもある、だれかに見せる用ではない料理。一見普通の家庭料理ですが、作った人の生活や風景をのぞき見すると、それぞれの家庭でのささやかなご馳走、生きる源なのだと知らされます。“すべての家庭料理に愛を込めて。なんでもない日、バンザイ!”

 「恥ずかしい料理」は7つの章に分かれていて、中には夫婦で共作した料理を紹介しているページもあります。今回はわが家の家庭料理をすこし紹介させてください。
 
【堺北花田】わが家の恥ずかしい料理|MUJIBOOKS

 この日は「さばカレー」を作りました。さばカレーは夫が学生の時に思いついたレシピだそうです。家庭料理は「試しに入れてみよう」という思いつきで生まれる事がほとんどではないでしょうか。
 わが家の台所番は夫。私は買い出しをしたり、お皿を並べたり、お鍋を見守ったりする担当です。
 
【堺北花田】わが家の恥ずかしい料理|MUJIBOOKS
 
【堺北花田】わが家の恥ずかしい料理|MUJIBOOKS

 さばの旨味や油がよく馴染んで、溶け切った玉ねぎの甘味とカレーの辛味でスプーンがよく進みます。夫のこだわりはパクチーが入ったサルサのトッピング。シンプルなカレーにエスニックな味わいが足されます。夫はこれがないと食べた気にならない、と言っていました。

 わが家の家庭料理はこんな感じです。なんだかみなさんの「恥ずかしい料理」も知りたくなってきました。最後にレシピを載せてみたのでよかったら作ってみてくださいね。
 
【堺北花田】わが家の恥ずかしい料理|MUJIBOOKS

 本の写真を撮影された平野愛さんは、無印良品のつながる市でコンセプト写真を担当されています。「恥ずかしい料理」は店内中央OpenMUJIのテレビ横に置かれていますので見てみてくださいね。

 飾り気もない素朴な日常の「これでいい」と思わせてくれるもの。それは誰もが宿す手触りある物語で、愛おしいと感じさせてくれるものだと、この本が気づかせてくれます。

『恥ずかしい料理』
著:梶谷いこ
写真:平野愛
(誠光社/1,980円)
 
【堺北花田】わが家の恥ずかしい料理|MUJIBOOKS


わが家のさばカレー
材料 4皿分
米 2合(ジャスミン米やバスマティライスがおすすめです)
さば 切り身1尾分
玉ねぎ 2個
塩 少々
トマト 1.5個
オリーブオイル 大さじ4
ローリエ 3枚
クミン ひとつまみ
カレー粉 大さじ3
ナンプラー 大さじ3
水 600ml
バター 10g

サルサ
赤玉ねぎ 1個
トマト 1.5個
パクチー 好きなだけ
はちみつ 大さじ3
塩 大さじ1
白ワインビネガー 大さじ1

つくりかた
1.お米を炊きます。バスマティライスの場合はローリエを2枚入れて炊きます。
2.さばのヒレと腹骨を切り落とし、細かい骨を骨抜きで抜きます。さばは半分は煮込み、もう半分は最後にトッピングします。後乗せのさばにはバツの切れ目を入れておきます。
3. 玉ねぎを薄切りにして炒めます。塩を入れ最初は強火で水分が出てきたら弱火にしてフタをします。きつね色になるまで焦げないように注意します。
4.炒めた玉ねぎとくし切りしたトマトを入れ、強火にして水分を飛ばします。
5.水気が飛んだら、具材を寄せて鍋に空間を作り、オリーブオイルを入れます。オイルにローリエとクミンを入れ弱火で香りを出します。
煮込む用のさばとカレー粉を入れ、全体をよく混ぜ、ナンプラーと水を入れ強火にします。沸騰したら弱火にして、蓋をして40分ほど煮ます。
6.カレーを煮ている間にサルサを作ります。赤玉ねぎの芽を取ってみじん切りに、トマトを角切りにします。パクチーは細かく切ります。
7.はちみつ、塩、白ワインビネガーを入れ混ぜ合わせ、ラップをして30分ほど寝かせます。
8.後の乗せのさばをバターで焼いて、盛り付けて完成です。

無印良品 イオンモール堺北花田 2021.1.13