【堺北花田】なにわの伝統野菜『泉州黄玉葱』育てます vol.2

　大阪府泉佐野市で100年以上、代々農業を営まれている三浦農園さんでは、なにわの伝統野菜『泉州黄玉葱』を未来につなぐ活動をされています。
　私たちは今年もオーナー制度に参加して『泉州黄玉葱』を育てる様子をレポートにしてみなさんにお届けします。

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　寒い日がつづく2月上旬、私たちは『泉州黄玉葱』の様子を見に、三浦農園さんのところに行ってきました。

　昨年11月に訪問した様子はこちら

　お店から車で約40分。畑に到着すると、麻衣さんが待っていてくださいました。
 
　ひろい畑は青々と一面玉葱畑。向かって左側が大きく育っているのは、苗の植え付けをした時期が他と比べてはやいからです。

　私たちの場所をチェックしてみると
 
　しっかりと土に根を張り、大きく生長しています。よく見ると苗といっしょに雑草がたくさん生えているところもあります。

　「雑草に栄養がいってしまうと、その分玉葱は大きく生長しなくなるんです。こまめに抜いているんですが間に合っていなくて」と麻衣さん。

　いつもお任せしている除草作業を、今日はお手伝いさせていただきました。
    　
　抜いてみると根がこんなに。栄養を持っていかれないように、どんどん抜いていきます。
 
　繰り返し除草作業をいつもしてくださっている、三浦農園のみなさんには頭が下がります。
　短い時間でしたが、できる範囲させていただきました。元気に育ってくれるといいな。
　

　麻衣さん、そういえば“三浦こども農園”をはじめられたんですよね。
 
　「そうなんです。こどもたちが自由に計画して管理や作業をしています。果物を食べたあとに残った種を家から持ってきて植えていたり、畑で育てるいろんな経験をさせてあげられるのは、農家ならではだと思うんです」

　今年からはじめられた“三浦こども農園”は、基本的にこどもたちがする姿を見守り、力仕事やわからないことはフォローしているのだそう。

　「外であそぶ感覚で楽しんでもらえると嬉しいですね。育てた野菜を売って、新しい種を買おうなんて計画までしていましたよ」

　ぜひ、収穫した野菜を当店まで売りに来てほしいです。
 
　次回は収穫の様子をお伝えできたらと思っています。収穫した『泉州黄玉葱』を使って楽しい企画を考案中ですので、どうぞお楽しみに。

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　隣のケール畑は、こんなにかわいい姿になっていました。
　

三浦農園
住所:大阪府泉佐野市鶴原1903
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無印良品　イオンモール堺北花田　2022.2.27