地球環境への対応や取り組みは、今や私たちの暮らしには切り離せないものとなり“使って捨てる”だけだったものが、近年では環境に配慮した商品へと生まれ変わり、日々暮らす中でも環境について考える機会が多くなりました。
ものづくりの過程から循環を考えたデザインを目指す無印良品は、ものをつくり、売るだけでなく、誰かの元でその役割を終えたものの回収と再利用、詰め替え商品の販売、家具の月額定額サービスなどの取り組みを行っています。
ごみの分別ルールを守ること、ものを修理して長く大切にすること、必要なくなったものを誰かに譲ったり、リサイクルショップに持ち込むこと。普段何気なくしているこんなこと、あんなことも実はリサイクル・リユースにつながっています。
当店でもプラスチックボトルや保冷剤などの回収を行っていますが、この度、不要になったプラスチック製品(ポリプロピレン、ポリエチレン製の一部商品)の回収サービスを開始しました。
こちらはみんなのリサイクルステーションにて回収しています。回収されたプラスチック商品は再生原料として新たに商品として生まれ変わります。
例えばこちらの商品。再生原料としてリサイクルされたプラスチック商品からつくられています。ダストボックスや頑丈収納ボックスに加え、2月からはファイルボックスにも再生原料を使ったものが登場しました。
色が黒っぽいわけは、再生材を使用しているから。再生材を入れるとどうしても黒点が出てしまうので、黒に近いダークグレーの色になっています。
当店ではプラスチック商品の他にも、無印良品の衣料品、PET素材ボトル、紙ハンガー・フックなどのリサイクル・リユースへの取り組みを行っています。
また、MUJIBOOKSでは、読み終えた本をただ捨てるのではなく、回収することで本を循環させて、地域の子どもたちに絵本をプレゼントする『つながる絵本』の取り組みも行なっています。
一度は役目を終えたものが、新たに生まれ変わり誰かの役に立つ。ものを通じて、私たちの暮らしは誰かに支えられていて、また、私たちも誰かの暮らしを支えているのです。
初めは小さな出来事かもしれませんが、その小さな出来事が続いていくことでやがて大きな輪となり、感じよい暮らしや社会をつくることにつながるのだと思います。
私たちの暮らすこの地域をみんなで育てていきませんか。
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無印良品イオンモール堺北花田 2023.02.18