日に日に長くなっていく夜の街を明るく照らすクリスマスの装いに、冬の訪れを感じるようになりました。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、10月末よりスタートしたCHEF’S DESSERT 第三弾をご紹介いたします。
日本の有名シェフが手がける、ちょっと贅沢なオトナデザート。
夏のヌガーグラッセに始まり、秋のクレームダンジュに続くのは、「柑橘のティラミス」です。
今回レシピを手がけたのは、出張料理人としてご活躍されている岸本恵理子シェフです。
最大のポイントは、シェフの故郷である愛媛県産の柑橘果汁を使用していることです。
それでは、おいしさの秘密を探ってみましょう。
ティラミスは口当たりや風味が異なる層を重ねて作ります。
愛媛県の柑橘果汁をしっとりと染み込ませた「ビスケット生地」
イタリアンメレンゲとマスカルポーネチーズを合わせた「ティラミスクリーム」
この2つの層を交互に2度重ねると、
クリームがグラスの淵までいっぱいになりました。
仕上げに上からココアをたっぷりと振りかけ、コーヒー味のせんべいを飾れば、完成。
一面に振りかけられたココアにスプーンを入れる瞬間は、なぜか少し緊張してしまいます。
銀色のスプーンがすーっと入っていく滑らかなクリームは、マスカルポーネのコクを感じつつも口当たりは軽やかです。
さっぱりとした甘さの柑橘果汁を吸い込んだビスケットとバランスよくマッチします。
私のお気に入りのポイントは、
「ティラミスクリームを挟むほろ苦さ」です。
ビスケット層の上に、隠されたマーマーレード皮の渋みと、ココアやコーヒーせんべいのビターな風味。2つの異なる「ほろ苦さ」が穏やかな甘さのクリームにアクセントを加えます。
そして、
是非ご一緒に飲んでいただきたいドリンクが
「紅茶」(セットドリンク 税込250円)です。
紅茶の控えめで上品な渋みは、柑橘の繊細な味と香りを引き立てます。
「ティラミスのお供は絶対にコーヒー」
そんな方の期待もきっと裏切りません。
ぜひ、「柑橘のティラミス×紅茶」のペアリングにチャレンジしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
11月も半ばが過ぎ
年の瀬に向けて、様々なことが大詰めとなる時期ですね。
ティラミスは、イタリア語で「Tiramisù」
Tira / mi / su に分解すると、「私を元気づけて」という意味になります。
たまにはちょっとしたご褒美で自分を元気付けながら、忙しい日々も前向きに過ごしていきましょう。
金曜日のおたより サトウ
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