【Café&Meal MUJI 鎌倉】10年が経つ今、私たちがすべき事とは

みなさん、こんにちは。
 
最近は少し気温も暖かくなってきて、春の花々が咲き始めてきましたね。
 
さて今回は、本日3月11日で東日本大震災からちょうど10年が経つということで、Cafe ＆Meal MUJI ホテルメトロポリタン鎌倉の避難場所である源氏山公園に実際にお店から歩いてみた様子をお伝えしたいと思います。
 
まず裏駅に行き、そこから源氏山公園を目指しました。歩いている途中に至るところにこのような表示があったので、あまりこの辺りの土地に馴染みのない方でも避難しやすいのではないでしょうか。 お店を出発してから約40分ほどでようやく到着しました。
   
実際歩いてみた感想としては、距離は思っているよりも遠くないのですが、坂道が多くきつかったです。特に最後の山道は歩いているだけで息が上がってしまうほどの急勾配でした。また、あまり経路の道幅が広くなく、災害時には多くの人が源氏山公園に避難することから、もう少し時間が掛かってしまうと考えられます。
2011年の震災の際には、この鎌倉では震度４ほどの揺れがあったとされています。当時10歳だった私は小学校で被災しました。防災頭巾を被って校庭に避難し、しばらくの間待機していたのを今でも覚えています。泣いている同級生もたくさんいました。帰宅し、停電が復旧すると東北地方が大変なことになっていることをテレビで知りました。
 
しばらくの間、どのチャンネルでも東北地方の被害や津波、福島第一原発での事故の様子が繰り返し流れていました。何十回何百回と見ていたはずなのに、当時の私は何度見ても映画やドラマの出来事のようにしか思えず、正直今でもこれが実際に起きたことだと心のどこかで信じられない自分がいます。子供ながらに自然を前にいかに人間が無力であるのかを思い知らされました。しかし時が経つとともにテレビや人々の会話からも震災の話題は無くなっていき、気づけば過去の災害となっていました。
 
ちょうどあの時から10年を迎える今、私たちがすべきことはあの災害を忘れることなく、防災意識を持ち続けることではないでしょうか。三方を山に、一方を海に囲まれている歴史あるこの素敵な鎌倉も、自然が牙を向ければひとたまりも無くなってしまうかもしれません。皆様もこの機会にご家族や大切な人と防災について話し合われてみてはいかがでしょうか。
 
木曜日のおたより　ホシアイ
 
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Café&MealMUJIホテルメトロポリタン鎌倉
 
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