大晦日は大掃除をして、おせちの準備や新年の飾りつけをして、と大忙し。そんな中でも年越しそばは、外せません。
皆さんの家ではどんな年越しそばを食べますか?
年越しそばのおそばを探しに地下1階を訪れました。いろいろなおそばが並んでいる中で、京都の年越しそばといえば……というものを発見しました。
そう、「にしんの甘露煮」です。かけそばの上に身欠きにしんの甘露煮を乗せた「にしんそば」が京都では親しまれていますね。にしんそばって、食べていくほどにお出汁のうまみと甘露煮の甘さが混ざり合ってたまらないんですよね。
今回使ったおそばは、『信州新そば』。もっちりとしてのど越しの良いおそばです。
年越しにそばを食べる意味は、「おそばのように細く長く過ごせるように」や「おそばは切れやすいことから、今年の苦労や不運を切り捨てて、新しい年を迎えられる」などさまざまあります。どれも新しい年への願いが込められていることを感じますね。
年越しそばに、にしんを入れるのは京都と北海道と言われています。にしんは「二親」とも読めることから子孫繁栄を願っているんだとか。
ほかにも海老の天ぷらには、「長寿を願って」や油揚げは「商売繁盛」などのいわれがあります。次の年やこれからが良くなってほしいという願いが込められているんですね。
こういった意味や願いを考えていた昔の人たちって、食べられることに感謝していたのかなって思います。その感覚を私たちも忘れずにいたいです。
大晦日の特番をテレビで観ながらそばをすすっていると、「今年も1年、無事に過ごせたなぁ」という気分になります。1年の厄災を断ち切って、また次の年を楽しく過ごせるよう願いを込めて、一杯いただきます。
松葉『鰊棒煮』 消費税込 864円
渡辺製麺『信州新そば』 4人前 消費税込 864円
また、12月26日(土)から1月3日(日)までのおいしいものは
こちらに掲載しております。
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