【京都山科】京の初夏、ぷりぷりのはも。｜月曜日は良い魚の日

　皆さん、こんにちは。昨日と今日は吸い込まれそうな青空で、すっかり夏日ですね。
　こんな日は、さっぱりとしたものが食べたくなります。
　地下1階の鮮魚売場では、旬の魚がたくさん並んでいますよ。鮮魚売場担当のハギさん、今日のおすすめはなんですか？
 
　「旬の『はも』が入ってきてるよ。今は大分県産で、もう少ししたら淡路産のはもが入荷するからそれもお楽しみに！」
 
　今日も元気いっぱいなハギさんのいちおしは『はも』。京都に住む皆さんには身近な夏の食材ですよね。

　「6～7月は産卵に備えて栄養を蓄えてるから、身が肥えてうまいんよ。湯引きして、梅肉と一緒にさっぱり食べてや」

　ハギさんにおすすめされたとおり、さっと湯引きしていただいてみます。
 
　魚屋さんが骨切り処理をしてくれているので、おうちでは食べやすい大きさに切って、塩を入れたお湯で火を通すだけ。
　ふわっと花が開くように身が反り返るまで湯がいたら、氷水で締めて、完成です。
 
　おうちにある梅干しを包丁で叩いて、ねぎと一緒に添えます。今日は、以前のおたより『梅干しの話』で紹介した『しそ香梅干』を使用しました。見ているだけで口がきゅっとなります。

　料亭のようなおうちごはんに胸を躍らせながら、ぱくり。
　ぷりっとした身は歯切れが良く、ていねいに骨切りされているから少しも口の中がちくちくしません。
　はもの味がぎゅっと濃くて、噛めば噛むほど魚の旨みがあふれます。食べた後の梅のあとくちがさっぱりしていて、なんだか涼しい気持ちに。夏が来たなあってしみじみ思います。
 
　見た目にも美しく、華やかなはもは、食卓に並ぶとなんだかうれしくなりますね。売場に並ぶのは一年のうちのほんの少しの旬の間だけだから、いっそう特別に感じるのかもしれません。一年を通していろんな食材に触れて、味わって、毎日の食事を楽しんでいきたいものです。
 
　鮮魚売場にはほかにもおすすめの魚が盛りだくさんに並んでいます。毎週月曜日は良い魚の日で、手に取りやすい魚もたくさんありますよ。ぜひ、地下1階を覗いてみてくださいね。



6月8日 月曜日は良い魚の日限定価格
 『鯖棒寿司』1本（10切れ） 消費税込 2,400円
 鹿児島県産『うなぎかば焼き』1尾 消費税込 1,780円



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