【京都山科】初夏を感じる魚介料理|月曜日は良い魚の日

料理の写真

食のお便り/入荷情報

2020/05/25

 皆さん、おはようございます。
 陽ざしもだんだん強くなってきて、夏への季節の移り変わりを肌で感じますね。
 月曜日は良い魚の日。初夏に楽しめるお魚ってなんですか?
 
店員さんの写真

 「鰆(さわら)がおすすめだよ! ふわっと柔らかくて、いろいろな料理にすることができるんだ。名残の食材を楽しんでほしいな」
 名残? 聞きなれない言葉が出てきました。名残って何ですか? 
 「よく聞く『旬』と同じで、和食の季節の感じ方の一つですよ。和食では、『走り・旬・名残』の順番で食材の感じ方が変化するんです。
 走りは、初物など出始めの時期のことですね。初物をいただいて、新しい季節の訪れを待ち望む気持ちの表れでもあります。
 旬は、食材が食べごろを迎える最盛期。獲れる数も増えるから時期の食材を楽しむことができます。
 そして、コクや深みを味わう名残。また来年も出会えるようにっていう気持ちが込められているんだよね」
 和食は食材の季節感をそんな風に感じているんですね。四季折々の食材を楽しむ日本らしい季節の捉え方に感じます。
 
さわらの写真

 今回は鰆と同じく春が食べごろのあさり、アスパラガス、それとプチトマトを合わせてバター焼きにしてみました。
 まずは下ごしらえ。鰆は塩をふって、下味をつけていきます。あさりは砂抜きを。アスパラは皮をそぎ、電子レンジで熱を加えます。プチトマトは洗ったら半分に切ります。
 
作っている途中の写真

 下ごしらえが終わったらフライパンで焼いていきます。バターを多めに溶かし、鰆の皮目をパリパリに。火が通ってきたらあさりを入れ、料理酒を加えて蒸します。しばらく経ったらあさりをお皿に移し、アスパラガスを焼いていきます。一緒に醤油を少し垂らして、プチトマトも加えていきます。野菜がソースと良く絡んだらお皿に盛りつけて完成です。
 
盛り付けられた写真

 赤、緑、黄と鮮やかな料理が出来ました。バターの香りが食欲をそそり、早く食べたくなってきました。
 お箸を鰆に入れていくと、ほろっと崩れる優しい触感。ふわふわにシンプルな味わいになっているんですが、トマトの酸味が心地良く、さわやかな気分になりました。ぱくぱく食べてしまい、気がつけば完食。
 
食べている写真

 季節の食材は3度楽しむことができる。今まで知らなかったことを知ることで、食への楽しみが増えた気がします。
 春の名残をいただいて、夏の食材に想いをはせる。初夏ならではの食を楽しんでみませんか。

 5月26日の良い魚の日
大阪府産 『鰆 切り身』 消費税込 2切れ 500円



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