皆さん、おはようございます。気温が高くなってきて、さっぱりしたお寿司やお刺身がおいしい季節になってきました。
鮮魚売場は、月曜日は良い魚の日。いつもの新鮮なお魚がたくさん並んでいます。今日のお昼や夕飯にいかがですか。
「今日は隠れたおすすめ品を紹介しますね。これがお目当てのお客さんもいるくらい、人気なんですよ」
お魚屋さんがおすすめしてくれたのは、『海鮮巻き』。
大きな海苔巻きに、色とりどりの鮮魚がぎゅっと詰まっています。お米よりもたくさんの具が入っていますね。
「これ、昼過ぎからしか売場に出ないお寿司なんですよ」
えっ。どうしてなんですか?
「毎朝お店の厨房で僕らが魚を捌いて売場に出してるのはもうご存知ですよね。これは、一尾の魚から寿司や刺身の短冊をつくるときに余る端っこを集めて、巻き寿司にしてるんです。だから端っこが集まる昼過ぎくらいに出せる商品なんです」
なるほど。捨ててしまう予定だった端っこを集めてお寿司にしたんですね。
かたちにならなくても、新鮮な魚のおいしさは変わらないですもんね。
「そうそう。毎日昼過ぎからのお楽しみですよ」と、にっこり教えてくれたお魚屋さん。さっそくいただいてみました。
中身はまぐろ・サーモン・いか・かんぱちなどの白身が入ることが多いそうですが、季節や日によっても違うそうです。
いろいろなお刺身の断面が組子細工のようできれいですね。酢飯の白と海苔の黒が調和して、一皿でもうごちそうです。
大きな口を開けてかぶりつくと、お刺身のおいしさが舌の上でとろけていきます。まぐろ、サーモン、いか、それぞれに違う風味や食感が口のなかで楽しいです。ひとくちサイズの海鮮丼を食べているような気持ちになりますね。
なんだか食べすすめるのが楽しくなるお寿司です。
日本人のもつ「もったいない」という精神は、とても美しいものですね。自然の恵みに感謝して食材の端から端までを大切にいただきましょう。
ぜんぶ食べるということは環境にやさしいだけでなく、私たちの心まですっきりと気持ち良くさせてくれます。
口のなかにあふれる魚の風味を残さず味わってみてください。お魚屋さんのかけたひと手間の分だけ、命を思いやる気持ちが、きっとおいしく伝わります。
『海鮮巻き』1パック 消費税込698円
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