【京都山科】春の魚といえば。|月曜日は良い魚の日

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食のお便り/入荷情報

2020/04/20

 桜の盛りも過ぎて、すごしやすい気候が続きますね。一瞬で終わってしまう春を少しでも深く味わうために、旬の食材で料理をする、という楽しみは欠かせません。

 鮮魚売場にも春は訪れています。
 今日も元気な魚屋さんに、今の時期のおすすめを聞きました。

 「今はさわらがうまいよ! 漢字で魚へんに春って書いて“鰆”やからね。程よく脂が乗って、あっさりとした上品な味。いろんな調理法ができるから、家でのごはんにおすすめやね」
 
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 「骨も少ないし、子どもも食べやすいよ。欲しい大きさにカットもするし、気軽に言うてな」
 
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 さわら、大好きです! ふわっとやわらかくて、淡泊で食べやすいんですよね。
 魚屋さんに聞いたおすすめの調理法で、3品のさわら料理をつくってみました。今日の献立の参考にしてくださいね。


■さわらの塩焼き
 
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 魚屋さんに切ってもらったさわらの切り身に塩と酒をまぶし、少し置きます。出た水分をキッチンペーパーで拭き取って、オーブンシートを敷いたフライパンで焼きます。
 
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 グリルの洗い物って面倒ですよね。フライパンにオーブンシートを敷いて、焼き目をつけたあとふたをして焼けば、焦げ付かずにふんわりとした焼き魚になりますよ。
 このさわら、お刺身でいただけるほど新鮮なので、焼き加減はお好みでどうぞ。
 
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 箸を入れると、ほろっと崩れるやわらかさ。シンプルな調理法だからこそ味わえる、じんわり染みるような旨みがあります。
 薄味でもごはんが進み、和食っておいしいなあと感じられるひと品です。



■さわらのホイル焼き
 
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 塩焼きと同じように、塩と酒を振って臭みを抜き、アルミホイルに包んでオーブンで焼きます。
 
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 今回はミニトマトとえのき、旬のスナップえんどう、バターをひとかけ添えて、ホイルに包みました。
 
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 ホイルを開けた瞬間、湯気とともに旬の香りが立ち込めました。蒸し焼きにされ、食材から出た水分がまた食材へと還り、味わいはぐっと増しています。
 ポン酢をかけると、また味が締まりますよ。



■さわらの味噌マヨ焼き
 
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 さわらの塩焼きをアレンジしてみました。
 味噌・マヨネーズ・砂糖を2:2:1の割合で混ぜて、塩焼きに乗せてオーブントースターで炙ります。
 
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 味噌のコクとマヨネーズのまろやかさが、さわらの淡泊で上品な味をぐっと引き立てています。かんたんなのに、料亭のひと皿みたい。こちらもごはんがもりもり進みますよ。



 素材の味を生かすことって、命を大切に思うことなのかもしれない、と思います。
 “ばあちゃんが煮る芋がおいしいのは、おばあちゃんは芋を煮ようと思う時期を間違えないし、おいしく煮える芋を選んでいるから。”というのは料理研究家の土井善晴さんの言葉。
  自然の中でたくましく育った旬の食材は、過剰に味付けしなくとも、それ自体がとてもおいしいんですよね。

 鮮魚売場にはとりどりの天然魚が並んでいます。おいしいものを食べると、元気が出ます。ぜひ、旬の魚を味わってみませんか。



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