【京都山科】三浦農園の泉州水なす|はなおか青果

はなおか

食のお便り/入荷情報

2020/04/21

 地下1階の青果売場では、丸っこくて、深い紫色が美しく、つやっとした『三浦農園』の泉州水なすが入荷しています。

 「『三浦農園』は江戸時代から続く大阪府泉佐野市の農家さんです。『三浦農園』でつくっている数ある野菜の中でも別格なのが、この泉州水なすなんです」
 
はなおか

 「泉州水なすは、大阪府の泉南地区で栽培されていた品種で、アクが少なく、水分を多く含み、ほのかな甘みが特長です」

 手渡された水なすはずっしりと重く、たっぷり水分を含んでいるのがわかります。

 「泉州地域の山からの栄養と海からのミネラルが豊富な土壌と、温暖な気候は、水なすの栽培に適しているのだそうです」

 『三浦農園』は水なすの栽培をはじめて50年以上。皮が薄くて柔らかく、みずみずしい水なすに育てる技術を受け継ぎ、水なすの種も代々にわたって自家採種しています。農薬や化学肥料をできるだけ使わず、漢方や緑茶成分など自然由来のものを活かした栽培を行っているんです。

 生で食べられるのが水なすの醍醐味、とはなおかさん。
 
はなおか

 なすに切り込みを入れたら、手でさきはじめました。あれ?包丁は使わないんですか。

 「はい。水なすは鉄分に弱く、包丁で切ると味が変わってしまうと言われているんです」

 そうなんですね!包丁を使うことが当たり前だと思っていたので驚きです。
 
はなおか

 断面が果汁で輝いていますね。手でさくことで、果肉の質感が目に見えてわかって、なんだかいつもよりおいしそう。
 
はなおか

 歯をたてるとじゅわっと果汁があふれ出してきました。さくっとした食感と、りんごと梨を合わせたようなさわやかな甘みが、まるでフルーツのようです。片手におさまるほどの大きさのなすに、こんなに水分が含まれているとは!とってもジューシーですね。皮もやわらかく、なす特有のえぐみもありません。私、こんな水なすはじめて食べました。
 
はなおか

 「なすって漬物や焼きナスなどいろんな楽しみ方がありますよね。でも僕はやっぱり生で食べる水なすが一番好きですね」

 新鮮だからこその特別感がありますよね。

 「水なすはカリウムが豊富で、細胞を健康に保ってくれる効果や老化防止に効くアントシアニンの抗酸化作用が期待されると言われているんですよ」
 
はなおか

 私、今日まで生で食べる水なすがこんなにおいしいなんて思ってもいませんでした。誰かとごはんを食べることって、いつも小さな発見があるものなんですね。その発見がきっと毎日のしあわせにもつながっているはず。そう思うと、私もこの水なすの味を誰かに伝えたくなりました。


大阪府産『三浦さんの泉州水なす』 消費税込 248円(時価)

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