【京都山科】4月4日は「あんぱんの日」|ブーランジェオクダ

あんぱん

食のお便り/入荷情報

2020/04/01

 あっというまに4月。今日からまた新しい気持ちで生活がはじまる方もいるのではないでしょうか。枝を広げて咲く桜がまるで背中を押してくれるようです。

 ところで、皆さんは毎年4月4日が「あんぱんの日」だということをご存知でしたか?あんぱんは明治2年に創業した木村屋が考案しました。パン食を日本に広めたくて、日本人に受け入れられるパンをつくろうとしたときに、酒饅頭を思い出してつくった「酒種あんぱん」が現在のあんぱんの起源だと言われています。「あんぱんの日」は、そんな木村屋がお花見を楽しむ明治天皇にあんぱんを献上したことが由来なんだそうです。ちなみにあんぱんにケシの実が飾られるのも、木村屋のあんぱんにならってのことだと言われています。

 今日はそれにちなんで、地下1階『ブーランジェオクダ』のあんぱんをご紹介しますね。
 
あんぱん

 「定番のあんぱんはお客さまにも人気で、これを目当てに来てくれる方もいらっしゃるくらいです」

 良い色に焼けたまん丸のあんぱん。ケシの実でお化粧したその姿はだれもが頭に浮かべる親しみのある見た目です。でも、あんぱん、と一言で言ってもパンの食感やあんこの甘さ、そのお店ごとにいろんな特長がありますよね。

 「当店では、できるだけあっさりに、少し塩を加えて塩あんこのように仕上げています。あんこ屋さんの最低値の量の砂糖でつくってもらっているんです」
 
あんぱん

 『ブーランジェオクダ』では、あんこだけでなく、カレーパンのフィリングなど、お店の味を決めるためにまずは自分たちでつくるのだそう。以前、奥田さんが「『ブーランジェオクダ』の味をつくることがなにより大変ですね。でも、それが数あるパン屋のなかから当店に来る意味につながるのだと思うと、嬉しいんです」と教えてくれたことを思い出します。

 手にのせたあんぱんはずっしりと重く、まだほんのりあたたかさが残っています。
 
あんぱん

 半分に切って、顔に近づけると小麦と小豆の香りがふんわり香ります。山食パンの耳のようなしっかり焼かれた皮、むちっと弾力のあるパン、しっとりしたあんこ、それぞれ食感が違って、かじるのが楽しいです。
 小豆の形が残るつぶあんは、豆を噛みしめている感じがします。今まで食べてきたあんぱんの中で一番甘さが控えめのあんこかもしれません。ほんのり感じる塩気が小豆本来の甘みを引き出しているようで、あんこをしっかり味わえるあんぱんですね。甘みはすっと引いて、最後に小豆のやさしさが口に残ります。このあんぱんはほんのり苦みのあるカフェオーレと一緒に食べたいなあ。
 
あんぱん

 家にいる時間が長いと知らず知らずのうちに、息がつまったりからだが凝り固まったりしていませんか。そんなときは『ブーランジェオクダ』のあんぱんを食べてみてください。心までほぐされていくようですよ。ぜひ、朝ごはんやおやつにおひとつどうぞ。


『あんぱん』1つ 消費税込 144円



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