【京都山科】春キャベツを食べよう|はなおか青果

はなおか

食のお便り/入荷情報

2020/03/31

 地下1階にある青果売場の倉庫を訪ねると、見ているだけでその柔らかさが伝わってくるような春キャベツが入荷していました。

 「春キャベツが大好きなんです。なので今日ははなおかさんに代わって私が紹介しますね」
 
はなおか

 さわやかな笑顔のカワシマさん。きれいな色でしょう、とキャベツを持ち上げて嬉しそうです。

 「春キャベツと一般的なキャベツの違いは種をまく時期なんです。一般的なキャベツは夏に種まきをして、一方で春キャベツは秋に種をまきます。形の違いがあるのもご存知ですか?楕円形でぎゅっと中身のつまった一般的なキャベツと比べ、春キャベツは丸くて、葉の巻きが緩やかなのが特長です」

 そういう違いがあったんですね。どうして春キャベツは巻きは緩やかなんでしょう。

 「春キャベツはその名の通り春に収穫を迎えます。立春を超えると、植物の葉は一斉に育ちはじめます。その後成長が加速するから葉の巻きが緩やかなんです」
 
はなおか

 春キャベツのふわっとした断面がフリルのようでかわいらしいですね。色が鮮やかなのも美しいです。

 「水分が多く葉も柔らかいので、ぜひ生で食べてみてください」

 そのまま食べたキャベツは歯ざわりがよく、さわやかな甘みがあります。えぐみがないので生でもぱくぱく食べられちゃいますね。

 今日は『あしたのキッチンカウンター』でいつも素敵なお料理を紹介してくれている野菜ソムリエの小川先生が、『春キャベツステーキ』をつくってくれました。

 キャベツを芯ごとフライパンで焼きます。火が通ってさらに色鮮やかになった緑と焼き色に目を奪われますね。
 
はなおか

 「芯ごと焼けば栄養を丸ごと摂ることができますし、おもてなし料理にもなりそうですよね」と小川先生が教えてくれました。

 別のフライパンで煮詰めたソースをかければ完成です。これならお子さんと一緒に料理を楽しめますね。
 
はなおか

 キャベツがとっても甘い!芯が甘いこと、食わず嫌いだった子どもころの自分に伝えたいです。粒マスタードを使ったソースは奥深く、ぷちぷちとした食感が良いですね。

 「旬の野菜は素材の味だけで十分なんです」

 野菜ソムリエの先生たちが紹介してくれる料理は、旬の野菜をつかって手軽につくれるものばかりです。毎日忙しいお母さんたち、なんだか今日はごはんつくる気分になれないなあって日もあると思います。そんな日はおたより『あしたのキッチンカウンター』をのぞいてみてください。きっと料理をしたい気持ちがむくむく湧いてくるはずです。
 今日、紹介した『春キャベツステーキ』の詳しいレシピはこちら

 皆さんもこの季節しか食べられない春キャベツを味わってみてくださいね。

和歌山県産『春キャベツ』1玉 消費税込 248円



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