2月3日は「節分」ですね。昔から季節と季節の隙間には邪気や災いが忍び込むといわれていて、「災厄」や「病魔」を鬼と一緒に祓ってしまおう、というのが豆まきのはじまりなんだそうです。
そして、「節分」と聞いてもうひとつ思い浮かぶのが恵方巻ではありませんか?
今日は2月3日に販売するお魚屋さんの恵方巻を紹介します。
15種類以上の恵方巻や巻き寿司を、ショーケースいっぱいに販売するというお魚屋さん。ずらっと並ぶ恵方巻などを想像して、今からとっても楽しみです。
当日は、お店の作業場でみんなで一斉に巻くのだそうです。
中でもおすすめの『海鮮恵方巻 海の幸』を巻く様子を見せてもらいました。
まずは大きな海苔いっぱいに酢飯を敷きます。そして、具材を並べていきます。
中トロ、うに、まぐろ、かに……。具材がとっても豪華ですね。
ずらりと並んだ具材。こんなにたくさん巻けるのか心配です。
いざ、すまきと一緒にぐるり。
最後にすまきごときゅっとしめれば、完成です。
海苔と具材が見事に渦巻き状になっています。お見事!こんなに立派な恵方巻を見たことがありません。
その年の方角を向いて、1本まるごと食べるのが恵方巻の食べ方ですよね。切らずに食べるのは“縁を切らない”という意味があるんだそうです。恵方巻が黒くて太いことから、鬼の金棒に見立ててそれを食べて鬼退治するという意味もあるってお魚屋さんが教えてくれました。
ほかにも、7種類の具材を巻いた恵方巻や、生魚の苦手なお子さんも食べやすいサラダ巻きやあなご、卵を使った太巻きなど、種類豊富です。
太巻きだとちょっと食べきれないかも……。という方には中巻きがおすすめですよ。
家族みんなで買い物にくれば、自分の好きなものを選ぶことだってできますよね。
また、鮮魚売場ではいわしも販売いたしますよ。
いわしって小さいイメージを持っていたので、まな板に乗ったいわしをみてびっくり。千葉県産の真いわしです。串をさして、仕上がりが美しくなるように、身に包丁を入れます。塩をふったら焼いていきます。
しばらくすると、良い香りが……。
脂がのっていて、ほくほくのいわし。お魚屋さんだからこそのちょうどいい塩加減です。焼き立てを食べると、食卓に焼き魚が加わるだけで、こんなにも満たされた気持ちになるんだっていう閃きがありました。こんなにおいしいと鬼も逃げずに、食べたくなってしまうのではないかと心配なくらいです。
節分にいわしを食べたり、飾ったりする習慣は西日本が中心だといわれています。厄除けには、光るもの、尖ったもの、臭いのあるものが効くとされ、いわしはこの要素を取り揃えていることから、厄除けとして使われるようになったんです。魔除けの飾りとして知られる「柊鰯」の歴史は長く、平安時代から使われているらしいですよ。
皆さんもぜひ、お魚屋さんの恵方巻といわしを味わってみてください。2月1日と2日も恵方巻の販売を行いますので、3日はお店に寄れないって方もぜひ週末にお買い物にいらしてくださいね。
『海鮮恵方巻 海の幸』1本 消費税込 2,380円
千葉県産 いわし 1尾 消費税込 324円
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