お昼前の地下1階『お惣菜屋 咲菜』からは、なんだかほっとするお出汁の香りが漂ってきます。
ここに並んでいるお弁当やお惣菜は、すべてスタッフさんたちがお店の厨房で手づくりしているんです。
食べると心がほどけていくような気持ちになるのは、コンビニのお弁当では味わえない手づくりのあたたかさを感じるからでしょうか。
そんな咲菜では、2月3日の「節分」に恵方巻の販売を行います。お店で一本一本丁寧に手巻きされた恵方巻は、その風習を別にしても食べ終わるまで話したくなくなるほど、味わうのに集中してしまうはずですよ。
咲菜謹製『七福太巻』
うなぎの蒲焼など、七種類の具材が入った贅沢な恵方巻です。
咲菜謹製『五福太巻』
お出汁のしみ込んだ味付け高野豆腐や椎茸煮がなんだかなつかしい恵方巻です。
恵方巻は江戸時代から明治時代にかけて始まったといわれています。当時は「丸かぶり寿司」などと呼ばれ、「七福」にちなんで7つの具材を入れるのが基本となりました。「7」という数字はよく縁起が良いといわれていますよね。定番の椎茸やかんぴょうなどにもそれぞれ意味があり、その7種類の具材を海苔で巻くことで、福を巻き込むという願いも込められているんだそう。
そして、恵方巻の醍醐味が“その年の方角を向いて1本まるごと食べ終わるまで話さない”という食べ方ですよね。その理由は幸福を一気にいただく、ご利益を逃さない、という意味合いが由来しています。
大切な人たちが新しい年も健康で幸福なくらしができますようにと、願いながら黙って食べる時間は、いまも昔もきっと変わらないのではないでしょうか。
『厄除けイワシ』の販売もありますので、恵方巻と一緒にいかがですか。
今年の方角は「西南西やや西」ですよ。
咲菜謹製『七福太巻』1本 消費税込 880円
咲菜謹製『五福太巻』1本 消費税込 640円
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