【京都山科】地大豆の豆乳どらやき|日曜日のおやつ

【京都山科】地大豆の豆乳どらやき|日曜日のおやつ

食のお便り/入荷情報

2020/01/12

 今日は日曜日、3連休の真ん中ですね。京都は本格的に冬の寒さが訪れているようです。寒さを吹き飛ばすくらいの楽しいお出かけも、あたたかいおうちでゆっくりすごすのも、どちらも魅力的ですね。
 おたより『日曜日のおやつ』では、おやつの時間に食べたい甘いものを売場で見つけて皆さんに紹介します。お出かけに持っていくおやつや、週末のおうちカフェの参考にしてみてくださいね。

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 今日は1階『あまいもん久在屋』に仲間入りした新しいおやつをご紹介。
 『あまいもん久在屋』は、京の地豆腐の名店である久在屋がつくる菓子専門店です。ここのお菓子には、豆腐づくりのときに生まれた国産大豆の豆乳やおからを使用しているんです。
あまいもん九在屋

 「この『地大豆の豆乳どらやき』、わたしたちの新作なんです。生地に豆乳を使用しているのはもちろん、小豆も豆乳で炊いているんですよ」

 まるでお豆腐みたいにやさしくにっこり笑って教えてくれた店長さん。小豆を豆乳で炊くなんて、思い付きもしませんでした。
 お味がとっても気になるのですが、その前に、『地大豆』って一体なんですか?

 「地野菜や地酒、っていいますよね。地元で採れた大豆のことを、わたしたちは地大豆と呼んでいます。京都近郊の契約農家さんが丹精をこめてつくる大豆は個性が強くて、名前も『ひとりむすめ』や『さとういらず』なんていう大豆もあるんですよ」

 愛情をこめて育てられた大豆なんですね。住み慣れた京都でわたしたちと一緒に育った大豆を使っているということも、なんだかうれしいです。

 「ぜひ食べて、感想を聞かせて欲しいです」
どらやき

 ずっしりと厚みのあるどらやきは、手に持つと肌に吸い付いてくるようなしっとり感。自然なカステラ生地は卵や砂糖などの素材の色がそのまま出ています。
 豆乳で炊いたあんこは、角がひとつもないまるい甘さ。微かに鼻に抜ける豆乳の香りがやさしくあとを引きます。
 豆腐を使用したカステラ生地はもっちりときめ細かく、赤ちゃんのお肌のよう。
 生地があってあんこがおいしくて、あんこがあって生地がおいしいんだ、と感じる絶妙な塩梅のどらやきです。このおいしさ、みんなに知ってほしくて配りたくなるほど。お持たせにもぴったりですね。
 この前アプリで紹介した一保堂の『大福茶(おおぶくちゃ)』との相性も、言うまでもありません。幸せな時間ってこういうことを言うのかも、なんて思ってしまいます。
 
どらやき

 淡い茶色は美しくも素朴で、その見た目も甘い香りもなんだかなつかしい気持ちになります。趣向を凝らしたお菓子やスイーツがたくさんショーケースに並ぶ現代ですが、シンプルでも力のある素朴なおいしさが、ずっと昔から今も変わらず日本中で愛され続けている理由なのかもしれません。
 皆さんもぜひ、あまいもん久在屋のどらやきをぜひ食べてみてくださいね。


『地大豆の豆乳どらやき』1個 消費税込248円


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