歯を立てると香り高くて甘い果汁がじゅわっとあふれる桃。赤ちゃんのほっぺのような桃色がお店に並びはじめると夏が来たんだなと感じますよね。
今回は先日発売された和歌山県紀の川市の桃からつくられた『あら川の桃シロップ』をご紹介します。これは無印良品が地元の農家さんや企業といっしょに、地域の素材を生かして開発した商品なんですよ。
紀の川市は日本有数の桃の産地。なかでもよく知られているのが、400年もの歴史を持つと言われる紀の川市桃山町の「あら川の桃」です。
桃シロップをつくるにあたり取材させていただいた〈八旗農園〉さんは、そんな伝統ある「あら川の桃」をたくさんの人に知ってもらおうと新規就農からはじめた農家さんなんです。桃の生産や加工品の販売にとどまらず、新規就農者の受け入れなど地域の発展にも尽力されています。
無印良品のスタッフが現地へ訪れた取材記事「桃シロップのふるさとを訪ねて」は
こちら。
2か月間休む暇もなく行われる収穫作業はすべて手作業。桃は農家さんの目と手で傷がつかないよう、やさしく収穫されていきます。八旗農園の規格外や傷があって青果として販売できない桃は、ジュースやピューレなどの加工品として生まれ変わります。
『あら川の桃シロップ』はそんな風においしさは変わらないのに、大きさや少しの傷ではねられてしまった桃の種や皮が使われています。香り豊かで味わい深くとろっとしたシロップに仕上げました。
この季節に飲むならやっぱり炭酸水で割った桃ソーダ。ふわりと広がる甘い香りとしゅわしゅわ弾ける心地いい刺激がたまりません。とろみがあるのでプレーンヨーグルトに混ぜたり、かき氷のシロップにするものおすすめですよ。お酒で割っても良さそうです。
産地を守り伝統を継いでいこうと活動する地元の方、農家さんの丁寧な仕事のおかげで、こうして私たちの手に桃シロップが届いているんですね。
みなさんも、桃源郷と言われる紀の川の桃畑に思いを馳せながら、桃シロップを味わってくださいね。
『あら川の桃シロップ』1本 消費税込 750円
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