【京都山科】みつけた、夏のお供｜漬け野菜isoism

　地下1階の「漬け野菜isoism」の桶の中は、いつも色も種類も様々な季節の野菜でつくった漬け野菜が漬かっています。
 
　「漬け野菜isoism」の提供する漬け野菜は、伝統的な漬物の技法にとらわれることなく、野菜のおいしさを引き出す方法を考えた新しいお漬け物のかたちです。また、使用する野菜は五十家グループが運営している自社農園や京都の農家さんが丁寧に育てた野菜たちなんですよ。

　定番は「セロリのオレンジ漬け」や「京トマトの白ワイン漬け」ですが、今回はいまが旬の漬け野菜3種類をご紹介します。
 
　漬け汁に染み出た赤が目を引く「みょうがの甘酢漬」。梅酢を加えすっきり漬かったみょうがは鼻に抜ける香りが気持ち良い。
 
　亀岡産のなすでつくった「なす 生姜醤油漬」は、火を通してふっくらさせたなすを醤油糀やすりおろし生姜で漬けた漬け野菜。とろっとしたなすに生姜が効いて、よく冷やして食べるのがおすすめです。ほぐして素麺に添えても良さそうです。
 
　京野菜「万願寺とうがらし 実山椒漬け」は同じく亀岡産。酢や醤油を中心とした漬け汁に実山椒を入れたもので漬け込んだ、京都らしい漬け野菜ですね。浅漬けのようで、山椒の清涼感と万願寺とうがらしのほろ苦さがくせになります。
 
　ごま、のりをふってほうじ茶でお茶漬けにしました。汗をかきながらお茶漬けをいただくと、さっぱりした味付けも手伝って不思議と暑さも吹き飛びます。
 
　どんな風に漬けたらもっとおいしくなるだろう、と試行錯誤を重ねて、漬けこまれた漬け野菜は、ゆっくり噛みしめるたびに、味わいの奥行や野菜の食感、香りに気づくんです。「今日はこれでいい」って満足感と旬の野菜をいただく楽しみを感じてくださいね。


『みょうがの甘酢漬』100g　消費税込 600円
『なす 生姜醤油漬』1本　消費税込 160円
『万願寺とうがらし 実山椒漬け』100g　消費税込 360円


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