無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理の試食を提供していました。
現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
今日は小川先生に、瑞々しくてゆるやかに巻いた春キャベツのレシピを教えてもらいますよ。この日入荷していたのは愛知県産の春キャベツです。
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キャベツのオムレツ
「しっかりしていて火を通すと甘くなる冬のキャベツと比べて、春キャベツはやわらかくて、生でも食べやすいですよね」
淡い緑が春を思わせてくれます。火を通すとさらに芯の白に鮮やかな緑が良く映えますよ。
「具のまとまりをよくするために、調味料に片栗粉を混ぜるのがポイント」
調味料を加えると、ごはんが食べたくなる甘辛い香りが。それに誘われてお買い回り中のお客さまもキッチンカウンターをのぞいてくれました。食べてみたいと思ったり、合わせて食べるものを想起したり、香りっておいしいを想像させてくれる大切な要素なんだなあ。
くるっと卵で巻いたら、ケチャップをぴゅっと。
甘辛い味付けとキャベツのシャキシャキ食感が良い相性です。朝ごはんにはパンに乗せてもいいかも。
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春キャベツステーキ
芯をつけたまま大きめに切ったキャベツをフライパンで焼くだけ。
今回は新商品の無印良品『
ステンレス兼用フタ ガラス窓付き』を使ってみました。
ステンレスで統一されたすっきりした見た目が良い。
手持ちが熱くなるのかと思いきや、熱くない!
とキッチンカウンタースタッフからも好評でした。
焦げ目ってどうしてこんなに食欲を誘うのでしょうか。仕上げにはマスタードソースを。
「焼いただけなのに煮込んだみたいにとろとろ。芯も甘くてやわらかいです」
「ソースが春キャベツの甘みを引き立ててますね」
揚げ物の付け合わせに、粉もんの具材に、炒め物、味噌汁にも。毎日何気なく食べていたけど、キャベツって食卓に欠かせない野菜。そんなキャベツ本来の甘みや調理法で変わる食感に気づくと、今日は丁寧に素材と向き合おうという気持ちになりますね。
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キャラメル金柑のカナッペ
旬の金柑でデザートもつくりました。
「金柑ってどう食べますか?私はコンポートやマリネなど料理に使うことが多いんです。金柑の魅力を引き出すひと手間をご紹介しますね」
輪切りにした金柑の断面にグラニュー糖をつけ、フライパンで焼きます。しゅわしゅわと泡立ち、そのうちにさわやかで香ばしい香りとともに縁がこげ茶色の飴状に。グラニュー糖を使うことでぱりっと仕上がるそうですよ。
艶やかで、良い具合に色づいた断面は花のようにも見えます。
クラッカーにアーモンドを混ぜたクリームチーズを塗り、金柑をのせればテーブルを華やかにしてくれる1品の完成です。
まだ金柑が温かいうちにいただきます。
「表面はぱりぱり、中はジューシー。咀嚼するうちに金柑の香り、甘味が追いかけてきてあとからあとから味わいが変化して楽しいです」
片面しか焼いてないからフレッシュさもあって、後口に残るほのかな苦みが気持ち良い。おやつだけでなくお酒にも合いそうですよ。
気づけば陽射しは春の予感。まだ寒い京都ではありますが、ひと足お先に食卓から春を呼び込みませんか。
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