無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理の試食を提供していました。
現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
今日は小川先生が提案してくれる「一汁一菜」。
「時短でも旬の食材と季節の移ろいを感じるレシピを紹介しますね」
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かぶの葉いなり寿司
年々おいなりさんが好きになっていくと言う、小川先生。
「かぶって根の部分がよく使われますが、今回は葉が主役です」
茹でて色鮮やかになったかぶの葉を刻み、無印良品『昆布の出汁酢』とわさびを混ぜた酢飯に合わせます。
あとは味付きのおあげに包むだけ。いなり寿司って凝った料理のイメージがあるけど、意外と簡単なんですね。
緑が映えてきれいな酢飯も包んでしまえば茶色で覆われるいなり寿司ってなんだか魅力的。そういえば、形も俵型や三角など地域によって違うのもおもしろいなあ。
「酢飯の中にかぶの葉のしゃきしゃきが生きてますね。おあげの甘さ、すっきりした酢飯が相まってちょうど良いバランス」
「わさびの香りがすっと効いて、ぱくぱく食べられちゃいますね」
見た目は地味だけどちょっと特別感があって、いなり寿司が食卓に並ぶと気分も上がります。
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焼き芋としめじの茶わん蒸し
さつまいも、しめじ、秋鮭と秋の具材たっぷりの茶わん蒸し。茶わん蒸しに焼き芋とは意外な組み合わせですね。
「さつまいもはゆっくり加熱することでより甘みが増すんです。でもおいしく食べるには時間がかかる……。そんなときに役に立つのが焼き芋!今ではどこのスーパーでも売っていますよね」
たしかにすでに加熱してあるから調理も簡単そうです。
「卵液は無印良品『醤油と出汁にこだわっためんつゆ』で簡単に。具材にしめじや秋鮭など出汁の出る食材を使うことがポイントですよ」
「鍋に水を張れば蒸し器代わりになるんです」
10分程蒸してふたを開けると、やさしい良い香りが広がります。
「焼き芋のほっくり感はそのままに、つるんとした茶わん蒸し全体が調和していて、この一皿で秋を感じます」
熱々がゆっくりとのどを通っていくと、からだもじんわり温まってきます。出汁の出る具材を変えればいろんなパターンが楽しめそう。
ごはんと汁物ってシンプルだけど何通りにも姿を変えられて、毎日食べても食べ飽きない。パンやパスタなど食の欧米化が進んでも、和食を食べると落ち着くのは、旬の食材で季節を感じることを大切にしてきた日本人の心を忘れていないってことなんですよね。
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#葉付きを探せ
#時短
#基本のき
#みそ汁じゃなくていい
#つん、とくる
#おやつじゃないとおかずです
#秋の宝石箱
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