【京都山科】料理で味わう秋の果物|いっしょにつくろう

【京都山科】料理で味わう秋の果物|いっしょにつくろう

食のお便り/レシピ

2021/10/15

 無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理の試食を提供していました。
  現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
 
【京都山科】料理で味わう秋の果物|いっしょにつくろう

 「今回は、旬の果物が主役のレシピをご紹介します。実は、日本人の約6割が1日100g未満しか果物を食べていないそうなんですよ」

 教えてくれるのは、民野先生です。
 秋は果物の宝庫。もちろん、そのまま食べるのがおいしいけれど、料理にもアレンジしたらもっと上手に取り入れられそうです。

水菜と梨のサラダ
 
【京都山科】料理で味わう秋の果物|いっしょにつくろう

 「今回使うのは甘味と酸味のバランスがいい豊水です」

 梨はそのまま食べるの一択でした。果汁が輝く断面にかじりつきたいのを我慢して、薄切りに。

 「レモン汁をかけておくと、変色を防ぐことができますよ」

 合わせる食材は、「食まちアグリゲーション」のサラダ水菜、パプリカ、かまぼこ。手づくりレモンドレッシングとカシューナッツをかければ完成です。
 
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 「梨の甘みとしゃきしゃき食感がアクセント。じゅわっと弾ける果汁自体も良いドレッシングですね」

 「かまぼこと梨の組み合わせには驚きです。クセになって止まりません」

 食感が全部違うから口の中が楽しいサラダです。

■梨ジャム
 
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 「豊水は果肉がやわらかいので、ジャムにもおすすめなんです」と民野先生。
 ざく切りにした食感が残っていて、パンにつけても梨を感じられます。冷めるととろみがつくので、火を切るタイミングは少しゆるめくらいで止めてくださいね。
 民野先生お手製のペクチン入り梨ジャム(豊水)と甘味の強い「あきづき」の梨ジャムも食べ比べしました。ペクチンを使用するとより短い時間で、とろっとしたジャムに仕上がりますよ。
 同じ梨でも、香りや甘みが違っておもしろいですね。梨ジャムはお肉との相性も良く、ソースなどに使っても良さそう。

■柿のカプレーゼ

 “柿が赤くなれば医者が青くなる”ということわざがあるように、柿はビタミンCが豊富と言われています。
 
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 今回使った「平核無柿(ひらたねなしがき)」はもともとは渋柿で、アルコールや炭酸ガスなどを用いて渋抜きされた柿なんだそう。
 
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 柿とチーズの組み合わせは初めてというキッチンカウンタースタッフからも「柿のまろやかな甘みとチーズの塩気が合いますね」と大好評。」
 
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 旬の果物って食べるとからだに味や瑞々しさがめぐって、しゃきっとした気分になります。今夜は献立に果物たっぷりのレシピはいかがですか。



<梨ジャム>

材料 (作りやすい分量)
梨  300g(正味)
砂糖  150g
レモン汁  50ml

つくりかた
1. 梨は皮と芯を取り、粗みじん切りにします。
2. 鍋に手順1と砂糖を入れて加熱し、木べらなどでかき混ぜながら30分煮つめます(加熱時間は様子をみて加減してください)。
3.手順3にレモン汁を加えて、ひと煮立ちさせ、火を止めます。




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