無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理の試食を提供していました。
現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
今回は小川先生が肌寒くなってきた日にぴったりのレシピを教えてくれます。
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かぼちゃとしめじのミートドリア
使うのは、栗を思わせる甘さとほくほく感が青果売場でも人気のかぼちゃと、包丁を押し返してくるような弾力の丹波しめじ。
「きのこが余ったときはぜひ冷凍してみてくださいね。旨味がぐんとアップするんです」
グラタンやドリアはやっぱりベシャメルソースづくりが大変。
「今回は電子レンジで時間がないときでも簡単につくれる方法をご紹介しますね」
加熱とかき混ぜを繰り返し、5分ほどでベシャメルソースが完成しました。耐熱皿に順番に材料を重ね、チーズをかけてトースターへ。ソースがぐつぐつ、チーズの焼き色と良い香りが出来上がりの合図です。
「特別な日の食卓にもぴったりですね。パックごはんにレトルトだからあっというまにつくれるのに、ナツメグが効いてて本格的。ほんの少しのスパイスって大切ですね」
「バターにもチーズにも負けないかぼちゃの甘みに驚きです」
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なすのタイ風南蛮漬け
ずっしりと重く、押し返すような反発力に小川先生もびっくりの山科なす。
火が通りやすいように格子状に切れ目を入れ、やわらかくなるまでフライパンで焼きます。あとはスイートチリソースに無印良品の『本和香糖』などを合わせておいたタレをかけるだけ。
「うん!とろとろですね。皮もやわらかくて、タレをよく吸い込んでいます」
「山科に住んでいて初めて山科なすを食べました」というキッチンカウンタースタッフもお気に入り。
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いちじくの春巻き
「いちじくはもう終盤。生で楽しんだあとは、ちょっと変わったデザートにしませんか」
私も大好きな果物ですが、温めて食べたことはなかったです。ぱんっと張ったいちじくに包丁を入れると、中身の詰まったやさしいピンク色が現れました。さわやかで甘い香り。
クリームチーズ、シナモン、ナッツを散らします。このまま食べてしまいたいのを我慢して、春巻きの皮で包み、揚げます。
揚げたてはじゅわっと溢れる果汁に気を付けてくださいね。
「いちじくがジャムのようですね。クリームチーズの塩味がほんのり効いてます」
「熱々にアイスクリームを添えたいな」
冷めるといっそういちじくの香りと味をしっかり感じられて、1つ食べただけで満たされた気持ちでいっぱいになります。
熱々できたての料理ってつくってくれた人の思いやりを感じます。最近は冷える夜も増えてきましたし、家族みんなであったかいごはんを食べてくださいね。
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