無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理の試食を提供していました。
現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
「暑い夏を気持ち良く過ごすためには、ときにからだの中から冷やしてあげることも必要ですよね」と渡邉先生。
今回は、とうもろこしのレシピをもとに渡邉先生とキッチンカウンターのみんなで即興で考えた、2種類の真夏を乗り切る冷たいスープをご紹介します。
ベースは玉ねぎをバターでしんなりするまで炒める、これだけです。
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とうもろこしと豆乳の冷たいスープ
やっぱり夏の定番といえばとうもろこしのスープ。軸からも良い出汁が出るっていうのはこれまでの『いっしょにつくろう』で勉強しました。
玉ねぎと煮たとうもろこしはほっくりした良い香り。
「裏ごしすると口あたりなめらかに、裏ごしなしだと皮などの食感もあり食物繊維も摂れるので、気分やシーンに合わせてつくり分けてくださいね」
豆乳と塩を加え加熱し、冷やしたら完成。野菜のやさしい甘みが舌にじわあっと広がります。一人とうもろこし1本分の分量だから濃厚だけど、豆乳のおかげであっさり飲めますね。
■トマト、みょうがのスープ
「冷蔵庫にいつでもあるトマト、薬味にしたはいいけど使い切れないみょうがもスープにしてみよう」
みょうがをスープに?味の想像ができません……。とうもろこしと同じ要領で、トマトなどを玉ねぎと煮て、ミキサーに。
「玉ねぎの甘みにトマトの酸味とみょうがの香りですっきりしてますね。トッピングにトマトの角切りをのせると食感も出ていい感じ」
サラサラしているので朝にごくごく飲みたいスープですね。
■梨とレモンのスープ
桃、いちじく、梨の3択からみんなが選んだのは梨。これからの時期は梨がおいしくなりますもんね。
「梨は生でミキサーにかけてみよう」と生の梨、豆乳、炒めた玉ねぎを合わせました。
「あれ?玉ねぎを合わせたほうが梨の味をより感じます。玉ねぎって素材の味を引き立てる力もあるのかも」とキッチンカウンタースタッフ。
「梨のさわやかな甘みが効いたスープにはシナモンがおすすめです。スイーツ感が増しますよ」
「ブラックペッパーをかけると味が引き締まって、上品な味わいに変わりますね」
実はスタッフから一番好評だったのはこの梨のスープだったんですよ。
白、黄色、オレンジ、どれも自然の素材の色です。きれいな見た目に食欲も湧いてきますね。
「数種類の野菜を組み合わせると栄養価もアップするし、豆乳でたんぱく質も。食欲はないけど、栄養は摂りたいってときにつくってほしいな」
もちろん、生で食べるのが一番なのかもしれないけど、「どうやったらおいしくなるかなあ」とみんなでアイデアを出し合って工夫しながら楽しむのも料理ですよね。
みなさんもぜひ、いろんな野菜で挑戦してみてくださいね。ちょっとしたアイデアから新しいスープを発見できるかもしれませんよ。
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