無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理の試食を提供していました。
現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
「今日は無印良品の
『素材を生かしたカレー キーマ』と
『フライパンでつくる ナン』を使ってカレーパンをつくります」と小川先生。
「無印良品のナン生地がおいしくて、以前からこれを使って何かつくりたいと思っていたんです」
ナンをパン代わりになんてありそうでなかったかも。
■
ほうれん草カレーパン
キッチンカウンタースタッフもつくってみたかったと念願のカレーパン。中の具はキーマカレーと茹でたほうれん草を合わせるだけです。
「キーマカレーは少しもたっとするくらいまで水分を飛ばしてくださいね」
「さあ、大切なのはここから。ナン生地でカレーを包む作業です」
ナンは麺棒で丸く伸ばします。
「ポイントは3つ。外側は薄めに内側は厚めに伸ばすこと。成形後はふちを下にして生地をなじませる。そして、これが一番大切、ふちにカレーをつけないこと。ふちにカレーがつくと生地同士がくっつかなくて、揚げたときに大変なことになっちゃいますよ(笑)」
「生地を丸く伸ばすってむずかしいかも」
「あれ?さなぎみたいな形に!」
「やっぱり先生のは上手なラグビーボール型」
みんなで包むとそれぞれ個性が出ますね。バナナ型、アザラシ、島みたいな形……。
「やっぱり手づくりっていいなあ。いろんな形ができるのも人の手でつくるからなんですよね」
卵、パン粉をつけ、じっくり揚げたら完成です。膨らんで良い色に揚がったカレーパンにかじりつくと、米粉のパン粉独特のカリっとした良い音が。
「ふわふわ。でももちもちでおもしろい食感ですね。この生地、甘くて私好きだなあ」
「普段食べるカレーパンよりもあっさりしている気がします。これなら野菜嫌いのお子さんにも良いですね」
ナンとカレーの相性は言わずもがな。スパイシーなカレーやチーズ、茹で卵などアレンジが広がります。
「一からつくろうと思うと手間だけど、ナンとカレーが揃っているからこそできるレシピですね」
■
きのことすだちのホットサラダ(今回はレモンを使用)
「きのこはそれ自体の旨味がドレッシングになるんですよ。おすすめは2、3種類のきのこを合わせることです」
水気を切った水菜に炒めたきのことベーコンをのせ、仕上げにレモンを絞ります。
さっぱりとこれからの季節にも食べやすく、きのこから染み出る出汁だけで味付けは十分ですね。
「追いレモンをするとよりサラダ感が増しますよ。柑橘を変えてまた違った味わいを楽しんでください」
■トマトゼリー
「これから旬を迎えるトマトはデザートにだってなるんですよ」
「トマトは丸ごと冷凍し、さっと水に流す方法でも簡単に皮がむけます。試してみてくださいね」
冷たくて、とろりとしたゼリーは、トマトの甘みとレモンの酸味が心地良く、トマトの果肉感も楽しめるデザート。こうして食べると、トマトの新しい魅力を見つけた気持ちになりますね。
「なんだか心がリセットされた気持ちになります」
「普段はひとりで料理をすることが多いから、『できたよ!』のひと言ではじめて声を出したなんてことも。こうやっていっしょにつくると料理の楽しさを改めて感じますね」
もちろん、見た目や味が大切な料理。でも、つくるという行為によって、日々変化する自分の気持ちに気づいたり、素材のおいしさを見つけることも大切なのかもしれません。
<トマトゼリー>
材料2人分(※印は無印良品オリジナル商品)
トマト 1個(150g)
A 本和香糖※ 大さじ2.5
水 100ml
粉寒天 小さじ0.5
レモン汁 大さじ1
つくりかた
1.トマトを湯むきして、ざく切りにします。
2.鍋に手順1、Aを入れて火にかけ、煮立ったら弱火で3分加熱します。最後にレモン汁を入れて、よく混ぜます。
3.容器に入れて粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。
#おうちでつくれる
#灯台下暗し
#今日のごはんなんなん?
#おやつに
#野菜なんです
#味は味蕾からやってくる
#カレーは40種類以上
#なんにだって合う
京都山科を店舗フォローして、毎日の新鮮なおいしい情報やイベントの最新情報をチェックしてくださいね。右上のフォローボタンがエンジ色になればフォロー完了です。
無印良品 京都山科