無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理を試食いただけます。
現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
教えてくれるのは民野先生です。
「すっかり寒くなりましたね。今回は和食でほっこりできる献立を考えてきました」
■大根とたこの梅煮
「炊くときは、冷めた出汁からじっくり加熱すると味がなじんでたこもやわらかく仕上がりますよ」
梅干しの煮物ってなんだか斬新ですね。
30分ほど炊いたら完成。出汁の香りと梅干しの酸味、たこの旨みをたっぷり吸った大根は半透明。大根の煮物ってこってりのイメージがあったけど、これならさっぱりと食べられますね。あつあつの大根がのどを通っていくのがたまらないです。
■アボカドと水菜の巻きずし
「酢飯はつくるのが案外めんどうなんですが、無印良品の『昆布の出汁酢』を使えばこれだけで味が決まるんです」
酢飯を冷ましている間に具材の準備。
私、アボカド大好きなんですけど、アボカドって不思議だと思いませんか。
“森のバター”とも言われるアボカドは、栄養価が高く、脂質も多いとされている果物。野菜のように使えるし、ねっとりとした食感や果肉の色、味、どれをとっても果物とは思えなくて……。そんなことを考えていると、野菜や果物への興味がむくむく湧いてくるんです。
す巻きの上に海苔を置き、酢飯を広げ、具材を並べていきます。
「無印良品の『切れ端スモークサーモン』は解凍するだけですぐ使えるので、サラダをつくるときなんかもにもおすすめですよ」
コツは隙間をつくらないようにしっかりと巻くこと。お子さんといっしょにつくるのもいいですよね。
3色のきれいな断面。巻きずしってその見た目からも食事を楽しませてくれます。酢飯とアボカド合いますね。酢飯にコクが加わり、サーモンの旨みと相まって深い味わい。海苔やごまの香りは鼻を抜け、水菜のしゃきしゃきが良い仕事してますね。
おうちにす巻きや焼きのりがない場合は、ちらしずしにしてもおいしいですよ。
■れんこんのすり流し汁
すり流しとは、野菜や魚介類、豆腐などの食材をすりつぶし、出汁でのばした日本の伝統料理。
「れんこんって調理法によって食感がおもしろいくらい変わるんです。今回は食感の違いを楽しむお汁にしました」
包丁で切るとあんなに硬いのに、おろしたれんこんはふわふわ。
「れんこんの旨みに負けないように、出汁は無印良品の『煮干しとかつお・昆布』です」
とろりとした汁をすすると、れんこんの甘みがゆっくりからだに染みていきます。ぱりっとしたれんこんもまた良い。見事にれんこんが変身していますね。
和食ってやっぱり落ち着くなあ。決して華やかな見た目ではないけど、食材本来の色の美しさや滋味を感じます。テーブルに並んだ料理の中に、食材のいろんな要素が交わって、和食は調和が大切なんですね。
海外のいろんな料理を簡単に食べることができる今だからこそ、改めて和食のおいしさを考えてみる日があってもいいかもしれません。
皆さんもぜひ試してみてくださいね。
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#酢飯の香りは家族の休日
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