無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理を試食いただけます。
現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
「秋はやっぱりきのこが使いたくなっちゃうんですよね」とお茶目な笑顔の民野先生。今日はきのこたっぷりのパスタのほかに、旬のバターナッツかぼちゃや紅玉を使ったレシピを紹介してくれます。
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たっぷりきのこのペペロンチーノ
バッドからこぼれそうなほどのきのこは、しいたけ、舞茸、丹波しめじ、生きくらげです。
「きのこは大きめに切るのがポイントです。手で豪快に割いてもいいですね」
酒をふって蒸し焼きにするだけで良い香りが。自然とフライパンに引き寄せられます。無印良品の『あえるだけのパスタソース ペペロンチーノ』を加え、『生パスタ フェットチーネ』を和えたら完成。
にんにくのパンチと大葉の香りが効いたパスタは、具沢山のきのこから出た旨みでお店の味みたい。いつものペペロンチーノがこんなにおいしくなるなんて、きのこって旨みの塊なんですね。すだちを絞ればさわやかに味が変わります。
■バターナッツかぼちゃのポタージュ
ひょうたん型がかわいらしいかぼちゃですね。
「バターナッツかぼちゃは、アメリカ原産のかぼちゃ。水分が多く、加熱すると滑らかで甘くねっとりとするのが特長です」
やわらかく煮込むと自然の色とは思えないほど鮮やかなオレンジ色。ミキサーで攪拌し、牛乳と生クリームを加えホワイトペッパーで味を調えます。
クリーミーで、名前の通りナッツのようなコクと甘みを感じます。牛乳でのばしているにも関わらずのどにまとわりつくほど濃厚。飲むというより食べるポタージュですね。
■りんごとドライトマトのコンポート
コンポートとは、ヨーロッパの伝統的な果物の保存方法です。
「紅玉は酸味があり果肉もかたく煮崩れしにくいので調理に適しているんです」
艶やかな赤色がうつくしいですね。
「このつやは表面を保護する働きがあるとされる“ロウ物質”。完熟のサインと言われているんです。今日は甘くやわらかいサンつがるといっしょに調理して食感の違いを楽しみましょう」
ドライトマトと本和香糖でコトコト煮込むと甘くうっとりする香りが立ち昇ってきました。
「味が馴染むのでよく冷やして食べてくださいね」
少し形の残っているのが紅玉でしょうか?程よく酸味もあり気持ち良くすっとのどを通っていきます。煮崩れたサンつがるの食感もいいですね。シロップを吸ってやわらかく、香りの戻ったドライトマトでひと味違ったコンポート。アイスやクリームチーズを添えたくなりました。
「きのこのペペロンチーノ、パンにのっけて食べてみたいな」
「バターナッツかぼちゃは、グラタンや天ぷらにしてもおいしいかも」
とキッチンカウンタースタッフも笑顔。
満腹になったおなかをさすりながら思い出したのは、「料理に答えがいっぱいあってもいいと思うんです。答えはひとつじゃないから」という民野先生の言葉です。レシピ通りにつくることも、今日何が食べたいかな、どうつくろうかなと考えることも料理。そう思うと毎日の料理も楽しくなりそうです。
皆さんもぜひ、季節の野菜をたっぷりつかったレシピを試してみてくださいね。
※「バターナッツかぼちゃのポタージュ」と「りんごとドライトマトのコンポート」は11月に配信予定のレシピです。詳しいレシピは今後のおたよりをご参考ください。
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