無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理を試食いただけます。
現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
今日は野菜ソムリエの民野先生が教えてくれる、秋の食材をつかったレシピ。
「『紫ずきん』は、丹羽黒豆から生まれた黒大豆の枝豆で、9月中旬から10月下旬の短い期間しか味わえないんです」
「茹でると、薄皮が紫色になって、ずきんをかぶっているように見えるでしょ。それでこの名前がついたそうです」
さやも粒もとっても大きいですね。もちもちした食感で、コクと甘みを感じます。これは、止まらない!
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「まいたけと枝豆のかき揚げ」
塩ゆでした枝豆と手で割いたまいたけ、三つ葉を衣に絡めて揚げます。
「油に落とした具材がばらばらになりそうなときは、上から少しゆるめの衣を振りかけるとまとまりますよ」
揚げたてのかき揚げはさっくさく。まいたけの香りと油にも負けない枝豆の味がします。すだちを絞ると不思議と甘みがぐっと引き立ちますよ。
紫ずきんと無印良品の
『炊き込みごはんの素 栗ごはん』、
『国産おこわ米』を使ったおこわは、ふわっともち米のやさしい香りに心がほっとしました。
→里芋のそぼろあん
「今日は基本レシピに、にんじんと大阪の西成区で栽培される『よろしい茸』を加えます」
甘辛い良い香りの湯気を吸い込むだけで、もうごはんが食べられそう。
「キッチンペーパーを切るだけで即席アク取りシートに。鶏肉の余計な脂も吸い取ってくれるんですよ」
「片栗粉は出汁で溶いても良いですね。とろみはからだを温めてくれるので、肌寒くなってきた晩ごはんにおすすめ」
ねっとりやわらかく炊けた里芋は、あったかいまますうっと喉を通ってからだの内側から温めてくれます。煮物もお肉が入ると味に奥行が生まれるんですね。
「秋の味覚のきのこ。せっかくなので馴染みのないものを食べてみませんか。きのこの旨みをしっかり味わえるお吸い物をご紹介します」
民野先生は“大分しいたけ食の伝道師”として、しいたけのおいしさをたくさんの人へ伝える活動もされているんです。
使うきのこは、『よろしい茸』、エリンギにも見間違えるほど太い『大黒本しめじ』、真っ白な花びらのような『はなびらたけ』。はなびらたけはひんやりしていてふよふよな感触です。
シンプルな味付けにもかかわらず、汁をすするときのこの香りが広がって、舌にまとわりつくような濃厚な旨みが残ります。肉厚で食べ応えのあるしいたけや鼻を抜ける香りがたまらないしめじ、味は淡泊できくらげのようなぷりぷり食感のはなびらたけ……。それぞれの風味と食感が楽しめるお吸い物ですね。
キッチンのそばで、野菜ソムリエの先生とキッチンカウンタースタッフが調理する様子を見ていると、まだ料理を食べてもいないのになんだかおいしいなあって笑顔になるんです。料理って味だけじゃないんですよね。
皆さんも、この秋に楽しめる食材をたっぷりつかったレシピを試してみてくださいね。
<今回のおまけレシピ>
・紫ずきんと栗のおこわ(※印は無印良品オリジナル商品)
(材料2~3人分)
国産おこわ米※ 300g(2合)
紫ずきん(サヤ付き)100g
炊き込みごはんの素 栗ごはん※ 1パック
(つくりかた)
1.国産おこわ米を洗米し、ザルに上げて30分置きます。
2.湯を沸騰させ、紫ずきんを2分ゆでて、サヤから豆を取り出します。
3.手順1に水と炊き込みごはんの素、栗ごはんの調味液と具材、手順2を加え炊きます。
(紫ずきんを加える以外は、パッケージの表示通りです)
・きのこのお吸い物(※印は無印良品オリジナル商品)
(材料)
ぶなしめじ、生しいたけ等お好みのきのこ 適量
だし汁 300ml
(国産素材を使っただしパック かつおと昆布※)
酒 大さじ1
丸大豆醤油 うすくち 小さじ2
塩 少々
三つ葉 適量
柚子の皮 適量
(つくりかた)
1.きのこは石づきを切り、食べやすい大きさにほぐすか切ります。
2.だし汁を沸かし、手順1と酒を加え加熱し、きのこを入れます。
3.きのこに火が通ったら、うすくち醤油と塩で味をととのえ椀に盛り、三つ葉と柚子を乗せます。
#ビールのアテにはもったいない
#茹で時間はお好みで
#丼でもうどんでも
#甘みを引き出す酸味
#きくらげみたい
#今日の献立はこれに決まり
#薬味は大切
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