おたより「いっしょにつくろう」では、野菜ソムリエの先生考案の旬食材を使った料理の、レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
小川先生が教えてくれるのは、「
さやいんげんとしらすのアヒージョ」。
スーパーなどでは通年見かけるさやいんげんですが、6月から9月が旬の野菜なんですよ。調理法でシャキッともくたっともなるさやいんげんを今回はアヒージョに。
ミニトマトは小川先生一押しの草津市〈ひだまり農園〉のもの。そのままでも甘いのに、加熱するとさらに濃厚な味わいになるんだそうです。
小川先生が好きなさやいんげんの食べ方は素揚げ。
「素揚げを簡単にできるレシピはないかな、とオイルごと楽しめるアヒージョを考えました」
さやいんげんは収穫した直後から半日で味も栄養も半減してしまう野菜なんだそう。できるだけ早く食べるのがおすすめです。
さやいんげんはβ-カロテンが豊富で、油と一緒に加熱することで吸収率がアップすると小川先生が教えてくれました。
「色よく仕上がり、独特のきしきしした歯ごたえが苦手な方にもおいしく食べてもらえます」
しらすも加えて無印良品『有機オリーブオイル』でぐつぐつ。
香りの良いオレガノやパセリ、ローストガーリックを合わせた、無印良品『かんたん調理 アヒージョの素』は、粉末状になっているので最後に振りかけるだけで、手軽にアヒージョがつくれます。にんにくの良い香りが広がって食欲がそそられました。
さやいんげんたっぷり!食べると、さやいんげんの香り、青さと豆らしい甘みを感じます。そしてアヒージョにはやっぱりバゲット。こうなるとお酒が欲しくなりますよね。ご試食いただいたお客様からも「タコやえびがなくても充分おいしい」「残ったオイルはパスタに絡めてもよさそう」と好評でしたよ。
胡麻和えや天ぷらが定番のさやいんげんですが、アヒージョとは新しい発想!旬の季節だからこそメインの具材として楽しんでみるのはいかがですか?
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