おたより「いっしょにつくろう」では、野菜ソムリエの先生考案の旬食材を使った料理の、レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
今回は小川先生が「
スナップえんどうのオムレツ」を紹介してくれます。
スナップえんどうってさやも豆も食べられるから、豆好きにはうれしい野菜ですよね。
「今年は桜と同じで春野菜も少し遅れ気味。これからまだまだ楽しめますよ」
卵とミニトマトは京都府産。〈
okulu〉さんの「きょうのたまご」は、京都・京北地域のお米と野菜、京とうふのおからなどで育った平飼いたまごです。
若い緑にカラフルな赤に、卵の黄色。料理しているだけで元気が出てきますね。
溶いた卵に無印良品『かんたん調理 スパニッシュオムレツの素』を混ぜます。中身は硬めのクリームシチューのよう。混ぜると適度に具材が入っていることがわかります。
「ポイントは原材料の一番最初に野菜がきているところ。これを混ぜるだけで食感よく仕上がるんですよ」
「丸く成形しやすいので、フライパンは小さめがおすすめです」
今回は直径20cm程度のフライパンを使いました。
混ぜて焼いただけなのに、先生の言う通りふわふわでジューシー。卵だけでは出せない食感です。
「スナップえんどうのさわやかな甘みとミニトマトのほのかな酸味が良いですね」
「野菜のやさしい味わいも感じるけど、味がぼやけてないのでご飯にも合いそう。お弁当に入れようかな」
とキッチンカウンタースタッフからも好評でした。野菜は冷蔵庫の余り物でいいし、チーズを入れたりパンに合わせたり、アレンジ次第で幅広く楽しめそう。彩りもよく春の食卓にぴったりですよ。
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