おたより「いっしょにつくろう」では、野菜ソムリエの先生考案の旬食材を使った料理の、レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
今回は小川先生が「
カリフラワーのグラタン」を紹介してくれます。
「今回使った徳島県産のカリフラワーは茎や葉も元気で、蕾も本当に真っ白できれい。小さくてもずっしり重いカリフラワーがおすすめですよ」
真っ白で栄養があるの?と思われがちなカリフラワーですが、実はビタミンCが豊富で、1日に必要なビタミンCの半分以上がまかなえると小川先生が教えてくれました。
包丁を入れるとわかる、このみずみずしさ。思わずそのままかじりつきたくなりますね。
グラタンといえば手のかかるホワイトソースですが、今回は電子レンジでつくる簡単ホワイトソースです。使った牛乳はMUJI deliveryでも人気の「木次パスチャライズ牛乳」。「低温保持殺菌」方法でつくられていて、甘く、ほんのり感じるキャラメルに似た香りがくせになりますよ。
加熱したバターと小麦粉に、牛乳を加え、加熱とかき混ぜを数回行えば、あっというまにとろりとしたソースが完成しました。
同じく電子レンジで加熱したカリフラワー、カマンベールチーズにホワイトソースをかけて、トースターで焼けば、くつくつと沸くソースから溶けたチーズの良い香りが漂います。仕上げにピンクペッパーを散らします。
カリフラワーの甘みとチーズの塩気、ピンクペッパーのフルーティーな香りがなんとも良いバランス。
「時短でも風味よく仕上がるように、ソースにナツメグを加えました。カマンベールチーズは大きく切って存在感をだしても、小さく切ってソースのように溶かしても、好みでアレンジしてくださいね」
試食してくださったお客さまからも「なかなか食べないけど、カリフラワーっておいしいんやね」「30分でできるグラタンならハードルも下がるし、おかずの1品としてつくりたい」と好評でした。
ブロッコリーと比べられやすいカリフラワーだけど、改めて味わえば味も食感も違うってことに気づきます。みなさんもカリフラワーを見かけたら、ぜひ今回のレシピを試してみてくださいね。
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