おたより「いっしょにつくろう」では、野菜ソムリエの先生考案の旬食材を使った料理の、レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
今回は小川先生が「
新玉ねぎの田楽みそ」を紹介してくれます。
材料はとってもシンプル、まさに新玉ねぎが主役のレシピですね。
皮をむくとまぶしいほど真っ白で、つややかな肌があらわに。
「玉ねぎと新玉ねぎは、乾燥して保存性を高めているか、乾燥させずそのまま出荷されるかの違いなんですが、そもそも、水分が多くみずみずしい新玉ねぎの品種と貯蔵用に適する品種の違いがあるんですよ」
初耳です!その違いを知るといつもの玉ねぎも食べるのが楽しくなります。
茎を落としただけなのに断面からは水分が溢れてきます。
「新玉ねぎは生でも食べられますが、じっくり火を通すことで甘みが増すんです。今回はそんな新玉ねぎの甘みを感じてほしいとレシピを考えました」
輪切りにした新玉ねぎをフライパンで焼けば、年輪のような良い焼き色がつきました。
「田楽みそは電子レンジで加熱するだけ。玉ねぎを焼いているあいだにつくれちゃいます」
この美しい断面を見せるために、あえてみそはちょっとずらして盛り付けました。
「新玉ねぎのやわらかな香りと田楽みその香りがたまらないです。ジューシーで舌に甘みが広がっていきます」
「甘辛い田楽みそに大葉が良い仕事してますね」
新玉ねぎを焼くと甘みが増すこと、大葉が料理をまとめてくれること。素材を丁寧に味わうと、そんな当たり前に気づいたことがとても大切なんだと思えてきます。
ぜひ、みなさんも新玉ねぎだからこその甘みを感じてくださいね。
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