おたより「いっしょにつくろう」は、キッチンカウンターの営業休止中のあいだ野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信してきました。今月より、無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理の試食を再開いたします。再開後もレシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
今回は旬のとうもろこしを使って、渡邉先生が教えてくれる「
とうもろこしのがんもどき」です。
「がんもどきって買うものだと思われがちですが、家で簡単につくれるんだって知ってほしいです」
くずした豆腐に山芋・卵などを加えてつなぎにし、野菜などを混ぜ込んで丸め、油で揚げた「がんもどき」は、元々は精進料理としてつくられたものなんだそう。関西では「ひろうす」という名前で親しまれていますよね。
「ポイントは硬めの木綿豆腐を選び、しっかりと水を切ることです」
主婦でもあるキッチンカウンタースタッフに教えてもらった方法で水切り。豆腐をキッチンペーパーなどで巻いて、お皿を乗せ、水を張ったボウルを重しにしました。今回使ったのは服部食品の『南禅寺御用達 木綿』です。
「とうもろこしは鮮度が命。なので、買うときは近郊で採れたものをおすすめしますよ」
電子レンジで加熱したとうもろこしは鮮やかな黄色に。甘くてほんのり香ばしいような良い香りです。
ほかの材料をボウルに合わせたら、削ぎ落したとうもろこしを加えて混ぜます。成形には無印良品『
シリコーン調理スプーン スモール』と『
シリコーンスパチュラ』を使い、揚げ焼きにします。
「油に入れると広がるので、最初はこんもりと成形します。『シリコーン調理スプーン』ならそのまま油に入れられるし使い勝手が良いですよ」
揚げる時はあまり触らずじっと待つのもポイントです。立ち昇るしその香りに引き寄せられるけど、プライパンに近づきすぎるのは危険。
「ときどき、とうもろこしがポップコーンのように弾けることがあるので、のぞき込まないように注意してくださいね」
両面がきつね色になったら完成です。
外はかりかり、中はむっちり。粒の食感が残るとうもろこしの甘さと塩気の効いたタネの甘じょっぱさがたまりません。
「今回はとうもろこしを使いましたが、いろんな野菜を試してつくってみてくださいね」
そういえば、必要な材料がとうもろこしも豆腐も1/2なので、がんもどきと冷奴、蒸しとうもろこしと3品ちょい飲みセットができちゃいますね。
そして、試食もお買いものついでに立ち寄ってくださった方々でにぎわいましたよ。
「とうもろこし余ってるからつくってみるわ」「おいしい。簡単にできるんやね」と出来立てを試食いただきながら、野菜ソムリエの先生、お客様とお話する時間の大切さを改めて感じました。
次回のキッチンカウンターは7月13日(水)です。無印良品 京都山科にお越しの際はのぞいてみてくださいね。
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