【京都山科】疲れたからだに元気をくれる。|鮮魚売場から

キービジュアル画像:【京都山科】疲れたからだに元気をくれる。|鮮魚売場から

その他

2019/12/18

 皆さん、おはようございます。気がつけば12月も半ば、年末に向けて職場でもおうちでも忙しくなってきたのではないでしょうか。毎年のことだけど、新しい年を迎えることを思うとなんだかそわそわしてきますよね。

 今日は地下1階の鮮魚売場から「これおすすめやで」と教えてもらった、島根県産『冷凍 大和しじみ』を紹介します。

 しじみは季語や落語にも登場するほど、昔から日本人に親しまれてきた食材です。大和しじみとは日本に生息するしじみの一種で、河口付近や汽水域に棲んでいます。島根県の宍道湖はしじみの漁獲量トップとも言われているそうですよ。

 「宍道湖の漁師さんから直接仕入れたしじみを加工してるんですよ」
 生産者さんの姿がみえる素材というのは、私たちも安心して食べられますよね。
 「加工場では、徹底された温度管理のもと異物を取り除く作業や半日以上かかる砂抜きがあって、それでも残ったゴミや死貝は熟練した人の手できれいにするんよ。それが冷凍されて僕らのもとへ届いてるというわけなんです」
 手元へとどくまでにそんな手間がかかってたんですね。でも、どうして冷凍してあるんですか。
 「この冷凍がね、旨味の秘密やね。しじみは冷凍することで旨味成分が格段に上がると言われてるんです」
 素材によって旨味を引き出す方法っていろいろあるんですね。
 「そういうことやね。その旨味を逃がさんためにも、解凍せずに調理してや。軽く味をつけた出汁にいれるだけで、貝の旨味をがつんと感じるしじみ汁がたのしめるよ」

 「小さいころよくしじみ汁飲んでましたね。昔はリヤカーでしじみ売りが家にきたりしてたんやで。風邪を引いたときなんかに、炒ったしじみの身からとったエキスを飲んだりね」
 なつかしいね、と笑顔でお話してくれました。

 教えてもらったとおりに作ったしじみ汁は、ひとくち啜っただけでしじみの風味と旨味がぶわっと口に広がります。こんなに小さな身にもこんなに濃厚な旨味が詰まっているんだと思うと、「生命力」という言葉が頭に浮かびました。

 これから会社や親戚で集まってごはんを食べたりお酒を飲む機会が増えるかと思います。ついたのしみすぎて疲れちゃったなってときは、しじみの旨味がたっぷりのあったかい汁を飲んでみてください。新年に向けて頑張るからだにきっとパワーをくれますよ。

ーーーーーーーーーー

 先日、同じく鮮魚売場で販売中の奄美大島産『純もずく』の試食販売がありました。みなさんにもそのおいしさを伝えたくて、販売員さんのお話を聞いてきました。

 「この『純もずく』は手作業で漁のときに紛れ込んだ小魚や汚れを掃除してるんですよ。そうすることで、機械作業ではだせない歯ごたえがあるんです。食べてみて!」

 私も試食してみました。言うとおりびっくりするほどシャキシャキです。あったかいお出汁とほんのり残る磯の香りがいいですね。
 「手間はかかってるけど、食べたときのその反応を見られるのが嬉しいんですよね」
 もずくの旨味を引き出すお出汁は無印良品の『飛魚(あご)とかつお』のだしパックです。

 「繊維がしっかり残っているので、煮てもシャキシャキ。ぼくのおすすめはもずく鍋。〆のもずく雑炊はほんまに食べてもらいたい」
 もずく鍋、初めて聞きましたが食べてみたいです。
 皆さんにもこのもずくを味わってもらいたくて、12月22日には試食販売を行う予定です。食べてみたいなあ、と思った方はぜひ地下1階の鮮魚売場にお越しくださいね。

島根県産『殻付き冷凍しじみ』1袋 消費税込 398円
奄美大島産『純もずく』1袋 消費税込 750円
無印良品 『飛魚(あご)とかつおだしパック』1袋 消費税込 590円

 

 京都山科を店舗フォローして、毎日の新鮮なおいしい情報やイベントの最新情報をチェックしてくださいね。右上のフォローボタンがエンジ色になればフォロー完了です。

 

無印良品 京都山科